2016年9月23日
RT2Cd20の強磁場磁化と結晶場効果
日本物理学会講演概要集(CD-ROM)
- 巻
- 71
- 号
- 2
- 開始ページ
- ROMBUNNO.15aPS‐28
- 終了ページ
- 2094
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2094
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本物理学会
<p>RT2Cd20(R:Ce, Sm, T:Rh, Pt)は立方晶CeCr2Al20型の構造を持つ新物質である。CeとSmはともに合成軌道角運動量J=5/2であり、立方晶の結晶場中ではΓ8四重項とΓ7二重項に分裂する。CeT2Cd20では磁気エントロピーからΓ7基底であり、[001]方向の強磁場磁化測定からも結晶場のレベルクロスによるメタ磁性を観測した。SmPt2Cd20はΓ7基底、SmRh2Cd20ではΓ8が基底となっている可能性がある。本講演では、これらの物質の結晶場状態について報告する。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2094
- ISSN : 2189-079X
- J-Global ID : 201602213833375490
- CiNii Articles ID : 130006244773