論文

査読有り
2015年7月

住民との協働を基盤とした活動の保健師の行動意図に影響する要因の構造

看護研究
  • 山谷 麻由美
  • ,
  • 中尾 八重子
  • ,
  • 竹口 和江

48
4
開始ページ
386
終了ページ
401
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11477/mf.1681201146
出版者・発行元
(株)医学書院

【目的】住民との協働を基盤とした活動のための保健師の行動意図に影響する要因の構造を明らかにし,保健師への支援の示唆を得る。【対象】長崎県内の市町に勤務する後期中堅期保健師10名【方法】質的記述的研究を行なった。保健師と住民の協働の現状と課題から,Ajzenの計画的行動理論を分析枠組みに適用して,保健師の行動意図に影響する要因の構造を明らかにし,保健師への支援の方向性について検討した。【結果・考察】保健師の行動意図には,Ajzenの計画的行動理論による要因,促進要因,阻害要因の3つが影響することがわかった。Ajzenの計画的行動理論による要因には,行動への態度((期待感)),主観的規範((基本理念)),行動コントロール感((経験の存在))があり,互いに影響しながら行動意図に働きかけていた。行動意図を促進する要因には,協働を円滑にするための条件,保健師自身の獲得,先輩保健師からの学びがあることがわかった。対象者は協働を教育的に支援する必要性と自らが先輩保健師から見せてもらった経験から後輩保健師へ伝承する必要性を感じていた。このことは,行動コントロール感((経験の存在))に刺激を与えるとともに,促進要因と阻害要因,行動意図や行動に直接的に強い影響を与えるという構造をもつと考えられた。したがって,保健師への支援として,先輩保健師が経験を踏まえた伝承と教育をすること,保健師間の伝承と教育を都道府県・教育機関が支援する必要性が示唆された。(著者抄録)

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11477/mf.1681201146
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201502203671564020
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/40020521714
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2015&ichushi_jid=J00270&link_issn=&doc_id=20150709080019&doc_link_id=40020521714&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40020521714&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
URL
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