基本情報

所属
福山市立大学 都市経営学部 助教
学位
修士(学術)(2017年3月 東京大学)
学士(言語・地域文化)(2015年3月 東京外国語大学)

連絡先
yk-yamamotofcu.ac.jp
研究者番号
11001214
J-GLOBAL ID
201701019370262814
researchmap会員ID
B000278349

外部リンク

社会思想史,都市・空間思想,専門家と社会/専門職倫理

20世紀フランスの思想家アンリ・ルフェーヴルの研究を軸として,日常生活や都市・空間のあり方を下から方向づけてゆく手がかりを,社会思想史のうちに探っています.国家や消費社会,資本主義,官僚主義,技術主義などとの関係において,望ましい生活やその環境を実現する道筋に関心があります.また,サブテーマとして,1960年代のテクノクラシー批判を出発点としつつ,建築家を中心とする専門家と非専門家との関係のあり方(とりわけ専門家参加)や戦争協力,専門家としての矜持や倫理に関する問題にも取り組んでいます.



【主な研究関心】
① アンリ・ルフェーヴルの思想研究

  • 「閉じゆく「体系」を穿ち続ける──1960年代フランスにおけるH・ルフェーヴルのテクノクラシー批判──」(卒業論文)
  • 「社会の「サイバネティクス化」は個人をどう変えたか──アンリ・ルフェーヴルの「人間の典型」批判──」(修士論文)
  • 現在、博士論文を準備中(ほか、下記業績欄に個別テーマの論文・報告を記載しています)

 

② ルフェーヴルを起点とした都市・空間思想

  • 「戦後フランスにおける都市批評の勃興と展開:ルフェーヴル思想を起点として」(科研費/研究活動スタート支援)

 

③ 専門家と社会/専門職倫理:(建築家を中心とした)専門家の参加/動員をめぐる問題

  • 「専門家参加の現実と可能性──阪口邸におけるセルフビルド実践の検討──」(副専攻修了論文)
  • 「総動員前夜の『都市武装』論:1930 年代の日本建築協会にみる防空都市の思想」(学会発表)

論文

  6

講演・口頭発表等

  14

主要な担当経験のある科目(授業)

  19

所属学協会

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2

社会貢献活動

  3

その他

  1
  • 2019年4月 - 2019年9月
    シラバス作成、クラスデザインの方法やコースデザインとディプロマポリシーカリキュラムポリシーとの関連づけ、ルーブリックを用いた課題評価、アクティブ・ラーニング型授業(反転授業, Think Pair Share, Peer Instruction,ポスターツアー)などに関する知識と実践力を身につけた。コース後半の2回の6分間模擬授業の実施では秒単位でクラスデザインをおこない、「優秀模擬授業」賞として上記のミニレクチャーの講師を依頼された。