2013年12月
140mの深さの北日本鮮新世珪藻質泥岩地下水中における脱窒菌とメタン生成菌の発生と機能発現
FEMS Microbiology Ecology
- 巻
- 86
- 号
- 3
- 開始ページ
- 532
- 終了ページ
- 543
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.1111/1574-6941.12179
嫌気性微生物活性は地下環境に影響を与える。本研究では140mの深度の2つのボアホールから低酸素濃度の地下水を採取し脱窒菌とメタン生成菌の活性について調査した。脱窒菌活性は$^{15}$Nをトレーサとしてボアホール環境にて測定し、メタン生成菌については16S rRNAの遺伝子解析により存在を確認した。メタンの安定同位体の分析値から溶存メタンは微生物活用由来であることが分かったが、本メタン生成菌の培養中には発生が確認できなかった。地下140m深の地下水中には酸素が含まれておらず、Ehが-144から6.8mVを示し、脱窒菌の活性が有意な環境であることが分かった。
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- DOI : 10.1111/1574-6941.12179
- ISSN : 0168-6496
- eISSN : 1574-6941
- Web of Science ID : WOS:000326960000013