2020年9月 - 2022年3月
交通インフラの整備と通勤における混雑が企業の活動に与える影響の分析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
本研究の目的は、交通インフラへの投資が消費者や企業の立地選択に与える影響を分析することにある。都市化が進む現代において通勤における混雑は都市圏内の課題の1つである。この混雑を考慮に入れたうえで、立地選択がどれほど変化するのかを明らかにすることができる点が本研究の特徴である。分析結果は、通勤における混雑を考慮した場合、交通インフラの整備は消費者も雇用も郊外へ流出させることが明らかになった。また、アメリカ都市圏のデータからこの理論モデルが支持されることが分かった。さらに、東京都市圏でも雇用の郊外化、特に第3次産業において起こっていることが実データから明らかにされた。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K22128
- 体系的課題番号 : JP20K22128