共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2019年3月

マングローブ林における「利用を通じた資源管理モデル」の構築と社会実装手法の確立

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
  • 渕上 ゆかり
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  • 石丸 香苗
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  • 渕上 佑樹
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  • 上須 道徳
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  • 谷口 真吾

課題番号
15K12785
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
3,380,000円
(直接経費)
2,600,000円
(間接経費)
780,000円

本研究では地域社会における利用を通したマングローブ林の持続可能性の評価を行うため、沖縄県西表島において社会的要因がマングローブ利用に与えた影響を時系列で整理し、地域における利用手法の取捨選択要因を明らかにした。直接利用である非木材林産物としての利用(染織・タンニン利用)は経済面からも環境負荷の面からも持続可能性が低いため衰退し、現在は間接利用である景観利用(ツーリズム)が観光主体の島内産業に適応し、経済活性および文化・環境保全という役割を担うことで地域に定着した。だが環境負荷の面からは、景観利用にも規制の検討が必要であり、来年度以降の世界遺産認定を見据えるとガイドラインの再考が必要である。