論文

2001年11月

親鸞の信心論と大乗仏教原理 ~現代真宗伝道の一視座~

中央仏教学院紀要

第12・13合併号
開始ページ
101
終了ページ
120
記述言語
日本語
掲載種別

親鸞は法然伝承の浄土真宗を「大乗の至極」と表現するのであるが、その親鸞において浄土往生の正因とされる信心の内容はいかなる内実を有するものなのか、当論はその解明を目指したものである。特に現代に至る真宗伝道の中で、信心についていかに教化、説明されてきたかを鑑みつつ、その問題点を指摘し、巨視的な観点から今後の真宗伝道のあるべき方向性についての提示を試みたものである。

エクスポート
BibTeX RIS