共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年 - 2010年

多種非言語行動に基づく会話のレベル推定と会話修復方略の決定

文部科学省  科学研究費補助金(特定領域研究)
  • 中野有紀子

課題番号
21013042
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
5,400,000円
(直接経費)
5,400,000円
(間接経費)
0円
資金種別
競争的資金

(1)会話参加態度推定機能を持つ会話エージェントの評価前年度に完成した会話エージェントシステムの評価を行った.本システムは,ユーザの会話関心度を推定しながら会話をすすめ,関心が低下した時には,「何か質問はありますか」,「次の話題に移りますか」といった問いかけを行うことができる.主観評価に加え,客観的な行動指標として,ユーザの会話関心低下の発生頻度,エージェントの問いかけをきっかけとしたユーザの質問行動の頻度を計測した.その結果,会話参加態度推定機能を有する会話エージェントとインタラクションする場合において被験者の会話関心低下の頻度は減少し,また,エージェントの問いかけをきっかけにシステムに質問する頻度は上昇した.これは,適切なタイミングでの問いかけはユーザの会話関心低下を防ぎ,ユーザの発話を促す効果を持つことを示唆する結果である.(2)参与構造の推定に向けた多人数会話コーパスの収集とその基礎的分析多人数対話コーパスを収集するために,3~4名の被験者とWizard-of-Ozエージェントとの会話を実施し,音声データに加え,モーションキャプチャシステムを用いて,被験者の頭部と上半身の動作データを収集した.まず,頭部と上半身の動きから,誰が誰の方向を向いているかを推定し,各被験者の注視方向のアノテーションを自動で行った.次に,この自動アノテーションの妥当性を検証するために,基礎的な...

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/p/21013042