2014年7月 - 2019年3月
CTR散乱による表面・界面3D原子イメージング
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型)
二次元に広がった活性サイトに注目し,その構造から機能を解明する「界面構造物性研究」の学理を確立するために,表面あるいは界面の構造を明らかにする表面X線回折法の高度化・高度利用を行った。
静的な構造観測技術は大きく進展した。それによって有機半導体や遷移金属酸化物のエピタキシャル界面の構造解析がルーチン的に実施できるようになり,その結果に基づく物性研究を推進した。時分割測定では100ps時間分解能の高速反射電子線回折カメラの開発に成功し,遅い現象には波長角度同時分散型ラウエカメラを実用化した。これらを用いてTiO2光触媒や白金燃料電池の反応過程を解明した。
静的な構造観測技術は大きく進展した。それによって有機半導体や遷移金属酸化物のエピタキシャル界面の構造解析がルーチン的に実施できるようになり,その結果に基づく物性研究を推進した。時分割測定では100ps時間分解能の高速反射電子線回折カメラの開発に成功し,遅い現象には波長角度同時分散型ラウエカメラを実用化した。これらを用いてTiO2光触媒や白金燃料電池の反応過程を解明した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26105008
- 体系的課題番号 : JP26105008