2014年4月 - 2016年3月
変形性関節炎におけるエンドサイトーシスの新たな機能とその重要性
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
アグリカンを分解するアグリカナーゼのうち、ADAMTS5が重要であることはノックアウトマウスを使った実験で証明されているがその制御機構は充分に解明されていない。我々は、軟骨様細胞であるOUMS-27細胞においてエンドサイトーシスが起こっていることを明らかにした。さらにエンドサイトーシス関連分子であるLRP-1を検討したところ、OUMS-27をIL-1β刺激した際にLRP-1が切断されることを発見した。一方でLRP-1のアンタゴニストとして働くとされるReceptor-associated protein (RAP)のmRNA発現レベルはIL-1βによって変化しないことが明らかとなった。
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- 課題番号 : 26670665
- 体系的課題番号 : JP26670665