固相抽出濃縮/液体電極プラズマ発光分光分析法による高放射性廃液中のSrの定量
2018 Winter Conference on Plasma Spectrochemistry
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- 開催年月日
- 2018年1月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- アメリカ合衆国
本件では、高放射性廃液中のSrに関する新しい分析手法として、固相抽出濃縮と液体電極プラズマ発光分光分析法を組み合わせた方法を開発した。固相抽出カラムは、Srレジンを長さ30cmのチューブに詰めて製作した。このカラムは、10回繰り返して使用可能であり、試料中のSr濃度を15倍ほど濃縮することができた。この固相抽出による前濃縮とLEP-OESを組み合わせてSrを分析した結果、分析時間は1.5時間、試料量5mLで模擬HALW中のSrを良好に定量することができた。