2016年4月 - 2019年3月
視線入力型端末と遠隔操作ロボットを適用した長期欠席児の遠隔学習支援システムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究の目的は、①長期欠席児の遠隔学習支援システム「どこでも教室」を開発すること、②当該システムの動作テストを行うことであった。当該システムは、遠隔操作ロボットと、赤外線カメラを用いない新しい視線入力端末によって構成されていた。本研究から、赤外線カメラを用いた視線入力方式は、既存の入力方式より、ユーザーの精神的負荷を増やすことが示唆された。新視線入力方式とユーザー補助機能により、精神的負荷が減少することが期待される。なお、眼鏡装用の有無にかかわらず、新入力方式により、ユーザーの眼球運動にロボットが追従することが実験結果から示された。将来の実用化に向け、当該システムの改善・開発を継続する。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 16H02922
- 体系的課題番号 : JP16H02922