2016年8月28日
末期腎不全と透析患者における骨病変の治療 腎不全患者の骨病変に対するテリパラチドの有効性と安全性
Clinical Calcium
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- 巻
- 26
- 号
- 9
- 開始ページ
- 1301‐1307
- 終了ページ
- 1307
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)医薬ジャーナル社
テリパラチド(副甲状腺ホルモン1-34)は,近年開発された骨粗鬆症治療薬の一つである。非透析患者ではテリパラチドによるアナボリック作用が骨密度の増加,骨折抑制効果が臨床的に明らかにされ,普及している。一方,腎不全,透析患者ではテリパラチドの骨密度増加効果の報告が散見されるが,骨折抑制効果と安全性に関しては,まだ十分検討されていない。骨粗鬆症はCKD-MBD(慢性腎臓病における骨ミネラル代謝異常)と同様に腎不全,透析患者の骨病変の大きな要因の一つであり,安全性を確認した上でテリパラチドをはじめとする骨粗鬆症治療薬の普及が望まれる。(著者抄録)
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0917-5857
- 医中誌Web ID : 2017025531
- J-Global ID : 201602212866786593