2008年8月31日
症例報告 腹膜透析症例における動脈硬化指数の検討
腎と透析
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- 巻
- 65
- 号
- 別冊 腹膜透析2008
- 開始ページ
- 380
- 終了ページ
- 382
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)東京医学社
腹膜透析症例における動脈硬化の危険因子を明らかにすることを目的に、当院で腹膜透析を行っている32症例(糖尿病(DM)9例、非DM23例。平均腹膜透析期間:20.1±15.9ヵ月)を対象に、血管の硬さを示すCAVI(Cardio-Ankle Vascular Index)と下肢動脈閉塞の指標であるABI(Ankle Brachial Index)を測定し、臨床背景因子との関連を検討した。その結果、DM症例は非DM症例に比べて有意にCAVIが高値であり、非DM症例では年齢に加えて低HDL-C血症が危険因子であることが示唆された。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0385-2156
- 医中誌Web ID : 2008375538
- J-Global ID : 200902246621088778