2018年4月 - 2021年3月
自家・他家由来生体材料を心臓血管補填組織として用いるために最適な処理方法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
30年度はまず、物理特性についての計測システムを新たに開発した。組織が乾燥すると特性が変化してしまうことから、新たな計測用水槽を設計し、湿潤環境でおこなえるシステムを考案・設計し実現した。また新たにデジタル化されたセンサーを用いて、より高精度かつ高速に定量的評価が行えるようになった。様々な処理を行った組織について、より多くのパラメーターについて計測が行えるようなった。更に、以前より開発を行っている、組織代用血管の物理特性変化を検出できるかどうかを確かめた。業者より牛や豚の組織購入経路も確保し、予備的実験も開始した。
また年度内に得られた予備的実験のデータについては、すでに学会発表を開始した。学会報告で今後の研究を行う方向付けのために有益な情報が得られた。今後引き続き研究を継続してゆく予定である。
また年度内に得られた予備的実験のデータについては、すでに学会発表を開始した。学会報告で今後の研究を行う方向付けのために有益な情報が得られた。今後引き続き研究を継続してゆく予定である。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K08769
- 体系的課題番号 : JP18K08769