MISC

1999年12月16日

任意形状領域分割法を導入した雑書除去ウィナーフィルタ

映像情報メディア学会技術報告
  • 川上 洋一
  • ,
  • 山根 延元
  • ,
  • 森川 良孝

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79
開始ページ
99
終了ページ
104
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11485/itetr.23.79.0_99
出版者・発行元
一般社団法人映像情報メディア学会

本論文では, ガウス混成モデル基づく雑音除去ウィナーフィルタ(WF)の高雑音下における復元能力の改善法を提案する.このWF法では, 任意形状ブロック内の信号列を観測して有限個のガウス定常過程に分類し, 各過程毎にWFを適応させる.高雑音化ではフィルタサポートサイズを大きくする必要があるが, 隣り合うブロック間の統計量が大きく異なる場合, フィルタサポートが・ブロック外の性質の異なる画素を参照するため復元能力が低下する.提案法では, ブロックの統計量の検出を, 近隣する画素を含めて行うことにより, フィルタサポート信号として外部の不整合画素が用いられることを防止する.シミュレーション実験により提案法の有効性を明らかにする.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11485/itetr.23.79.0_99
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003706117
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN1059086X
ID情報
  • DOI : 10.11485/itetr.23.79.0_99
  • ISSN : 1342-6893
  • CiNii Articles ID : 110003706117
  • CiNii Books ID : AN1059086X

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