MISC

1998年12月17日

ガウス混成モデルによる画像の離散ウェーブレットエントロピー符号化

電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式
  • 大平 広伸
  • ,
  • 山根 延元
  • ,
  • 森川 良孝
  • ,
  • 北橋 俊典

98
482
開始ページ
37
終了ページ
42
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

本論文では, 画像の離散ウェーブレット変換(DWT)符号化法の特性改善を目的として, ガウス混成モデルに基づくエントロピー符号化法を用いる方法を提案する.ガウス混成モデルをDWT係数ベクトルに整合させ, 符号化器の不整合による符号か損を生じさせないためには, DWT係数ベクトルをその要素信号が統計的に一様となるように選択することが必要となる.提案法では, DWT係数ベクトルを各周波数帯域の信号に含まれるエッジの方向に応じて決定し, 変換係数ベクトルの定常化を図る.計算機シミュレーション実験結果を提示し, 提案法により従来法に比べ符号化特性を向上できることを明らかにする.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003282683
ID情報
  • CiNii Articles ID : 110003282683

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