MISC

1993年9月16日

動き補償適応予測方式の基礎的検討 : 画像通信技術,オフィスシステムおよび一般 : 画像通信システム

テレビジョン学会技術報告
  • 池川 嘉治
  • ,
  • 山根 延元
  • ,
  • 森川 良孝
  • ,
  • 浜田 博

17
49
開始ページ
25
終了ページ
31
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11485/tvtr.17.49_25
出版者・発行元
一般社団法人映像情報メディア学会

本論文では、動き補償予測-離散コサイン変換(MC-DCT)符号化法の符号化特性を改善することを目的とした適応時間方向予測法について検討する。適応予測の予測係数は、最小二乗法により設計を行い、適応化方式として、フィルタ係数を付加情報として符号化する方式および符号化ブロックに隣接する符号化後再生済み領域より推定する方式について検討を行う。最後に、計算機シミュレーション実験結果を提示して、これらの適応予測を用いるMC-DCT符号化法は、CCITTで勧告している従来のループフィルタや、エッジ保存型の雑音除去フィルタとして設計した適応ループフィルタを用いる方式に比べてS/N比で約0.3〜2.0dBだけ符号化 特性を改善できることを示す。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11485/tvtr.17.49_25
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003678610
ID情報
  • DOI : 10.11485/tvtr.17.49_25
  • ISSN : 0386-4227
  • CiNii Articles ID : 110003678610

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