2019年7月17日
Botコンピューティングと最小経路問題の解法への応用
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO)
- 巻
- 12
- 号
- 3
- 開始ページ
- 19
- 終了ページ
- 19
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
遠隔操作コンピュータ(Bot)を使った超並列計算の1つとして,Bot computingを示す.ここでそれぞれのBotはインターネット上のWikiソフトウェアのWikiページ上のscriptによって制御される.情報セキュリティ担当者が頭を悩ませていた悪性Botの耐障害性と超並列性を,科学技術計算や一般的な計算を行うために有益な方向に利用することを目指す.Bot Computingにより従来の静的なwikiのネットワークに動的なWebページを導入可能である.これにより,人間の共同作業を強化できる.例として動的計画法を用いて最小経路問題を解く並列プログラムを示す.ここで,必要な計算資源(BotとWebページの数)はノード数に比例し,最小経路を計算するのに必要な時間は,求まる最小経路の弧の数に比例する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/170000150480
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11464814
- URL
- http://id.nii.ac.jp/1001/00198120/
- ID情報
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- ISSN : 1882-7802
- CiNii Articles ID : 170000150480
- CiNii Books ID : AA11464814
- identifiers.cinii_nr_id : 9000403320618