2019年4月 - 2022年3月
独居高齢者が会話しながら口腔機能訓練をしカメラでの視診もできるシステムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究の目的は、独居高齢者が在宅で一人でも嚥下訓練を行い、さらに訓練映像等のデータにより遠隔での健康状態の把握ができるヘルスケア・デバイス機能を有したシステムの開発、およびそのシステムの活用可能性を検証することである。
2019年度は高齢者でも操作が簡易な人型のコミュニケーションロボットUniboにすでに開発している嚥下訓練のプログラムを実装した。デイケアセンターに通う6名の高齢者に対して、プレテストを実施した際、電子機器に不慣れな高齢者でも高評価であった。
2020年度は、在宅在住高齢者の居宅へUniboを設置することを想定し、Uniboにクイズや歌など高齢者でも楽しむことができるような機能を選定し実装した。
2021年度は離島在住の高齢者に対してUniboを使用してもらい、その活用可能性の検証を行う予定であったが、新型コロナウィルス感染拡大により離島へ行くことがかなわず、調査できなかった。また、代替案として計画していた、近隣の高齢者施設での調査に関しても、入館規制があり実施することができなかった。2021年度は調査の渡航費として確保していた予算をコミュニケーションロボットUnibo2台追加購入および初期設定費として使用し、残額を次年度へ延長申請した。
2019年度は高齢者でも操作が簡易な人型のコミュニケーションロボットUniboにすでに開発している嚥下訓練のプログラムを実装した。デイケアセンターに通う6名の高齢者に対して、プレテストを実施した際、電子機器に不慣れな高齢者でも高評価であった。
2020年度は、在宅在住高齢者の居宅へUniboを設置することを想定し、Uniboにクイズや歌など高齢者でも楽しむことができるような機能を選定し実装した。
2021年度は離島在住の高齢者に対してUniboを使用してもらい、その活用可能性の検証を行う予定であったが、新型コロナウィルス感染拡大により離島へ行くことがかなわず、調査できなかった。また、代替案として計画していた、近隣の高齢者施設での調査に関しても、入館規制があり実施することができなかった。2021年度は調査の渡航費として確保していた予算をコミュニケーションロボットUnibo2台追加購入および初期設定費として使用し、残額を次年度へ延長申請した。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K10830
- 体系的課題番号 : JP19K10830
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
2-
日本人間工学会九州・沖縄支部会第42回大会 2021年12月17日