基本情報

所属
国立民族学博物館 人類基礎理論研究部 プロジェクト研究員
立命館大学 授業担当講師
学位
博士(文学)(2017年9月 立命館大学)

J-GLOBAL ID
201501093413757308

外部リンク

近世~近代の宗教史・思想史を研究しています。

◆課題1 近世民衆宗教と近世後期の宗教パラダイム
・民衆宗教の思想と展開を、他の宗教や社会の動向を関わらせながら論じていくという教団越境的な視点から、19世紀の宗教動向のダイナミズム読み解いていくことを課題としています。
・思想史の視点から近世後期の救済論の転回に注目しています。具体的には、救済に向けた態度として、「身体」と「心」がどのように位置づけられているかを分析することで、近世後期~近代にかけての救済パラダイムを描こうとしています。
・具体的な研究対象は、民衆宗教(如来教)、近世仏教(浄土真宗の異安心)、民間信仰(秋葉信仰、作善思想)、民俗(絵解きや祖師伝、寺社縁起、地震観)など。

石原和『「ぞめき」の時空間と如来教 近世後期の救済論的転回』法藏館、2020年

「ぞめき」の時空間と如来教 近世後期の救済論的転回
石原和   2020-07
「身体」から「心」へ。19世紀初頭の名古屋を舞台に、如来教、民間信仰、真宗教学を巻き込んだ救済論のパラダイム転換を明らかにする。
 

◆課題2 近代宗教者の活動からみる新宗教研究の再検討
(2020年度より、科研「近世近代移行期における教団未満の宗教者と新宗教をめぐる史的研究」[若手研究、20K12822]の支援有)
・日本宗教史上の空白である近世近代移行期の宗教教団及び宗教者の活動に注目しています。
月見里神社と稲荷講社(静岡市清水区)、出口王仁三郎と霊学会を中心に、近代の在地・民間神道家の宗教活動に関する研究を進めています。
・近代の宗教者たちがさまざまな教団、講社、宗教組織を越境しながら活動したことに注目し、流動的な宗教者のあり方、信仰のあり方を明らかにしようとしています。
・近世近代の民衆宗教史をつないでいくことで、新たな日本宗教史像を提起しようとしています。

石原和・吉永進一・並木英子編『月見里神社・稲荷講社史料/宮城島家史料目録 ー近代清水の神職たちと鎮魂帰神ー』科学研究費補助金基盤研究 (B) 18H00614 「日本新宗教史像の再構築:アーカイブと研究者ネットワーク整備」、2020

◆その他
・福島・奥会津での中世~近代の修験関係聖教調査を踏まえつつ、近世期における『神道五部書』の伝播と利用、『大般若経』の勧進についても研究しています。


書籍等出版物

  8

論文

  8

MISC

  18

講演・口頭発表等

  58

担当経験のある科目(授業)

  7

所属学協会

  7

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2

メディア報道

  6