1995年 - 1996年
符号分割多元接続によるバケット通信に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究では移動体通信に適用可能な簡便で高効率な無線データ通信の実現を目的として符号分割多元接続によるバケット通信(CDMA ALOHA方式)について検討を行い、以下のような研究成果が得られた.
(1)CDMA U-ALOHA方式のスループットおよび遅延特性を解析的に求めた.
(2)バケットの再送を考慮してCDMA U-ALOHA方式のスループットおよび遅延特性を解析的に求めた.
(3)バケットの送信制御と再送制御の両方を行うOACPを提案し,これを用いたときのスループット特性を解析的に導出した.
(4)アクセス制御を行う際に重要な問題であるアクセス制御遅延による影響を解析的に明らかにした.
(5)アクセス制御遅延の影響を和らげることのできるMCLSPを提案した.MCLSPは伝搬距離が非常に長い静止衛星の場合にも特性の劣化が生じないので,衛生通信のようなアクセス制御遅延が非常に大きくなる場合にふさわしい方式であることがわかった.
(6)セルラ-環境下におけるCDMA U-ALOHA方式のスループット特性をセグメント分割モデルを用いることにより解析的に求めた.
以上の研究成果は国内外の学会・論文等に公表した.これらは独創的な研究として高い評価を受けている.
(1)CDMA U-ALOHA方式のスループットおよび遅延特性を解析的に求めた.
(2)バケットの再送を考慮してCDMA U-ALOHA方式のスループットおよび遅延特性を解析的に求めた.
(3)バケットの送信制御と再送制御の両方を行うOACPを提案し,これを用いたときのスループット特性を解析的に導出した.
(4)アクセス制御を行う際に重要な問題であるアクセス制御遅延による影響を解析的に明らかにした.
(5)アクセス制御遅延の影響を和らげることのできるMCLSPを提案した.MCLSPは伝搬距離が非常に長い静止衛星の場合にも特性の劣化が生じないので,衛生通信のようなアクセス制御遅延が非常に大きくなる場合にふさわしい方式であることがわかった.
(6)セルラ-環境下におけるCDMA U-ALOHA方式のスループット特性をセグメント分割モデルを用いることにより解析的に求めた.
以上の研究成果は国内外の学会・論文等に公表した.これらは独創的な研究として高い評価を受けている.
- ID情報
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- 課題番号 : 07455160
- 体系的課題番号 : JP07455160