2018年8月24日
短距離走における腕振りの方向に関する横断的研究
日本体育学会第69回大会
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- 開催年月日
- 2018年8月24日 - 2018年8月26日
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- ポスター発表
- 主催者
- 日本体育学会
- 開催地
- 徳島大学
小学生児童から成人の短距離選手までの男女計456名を対象に疾走中の腕振りの方向について、50m走あるいは競技会における疾走動作を正面から撮影した映像を基に腕振りの方向を観察し「前後」、「横」、「どちらともいえない」の3段階に類型化した。主な結果として中学生以降に男女差が見られ、男子は「前後」、女子は「横」の割合が多くなる傾向が見られた。また、記録の優れた成人競技者の場合、男子では「前後」、女子では「横」や「どちらともいえない」の割合が多かった。これらの結果から、腕振りの方向には男女差が見られるため、指導や疾走動作を観察評価する際には考慮する必要があることが示唆された。(予稿集)日本体育学会大会予稿集 69(0)、P217