共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

高密度点群情報の地形学的な高度利用と最適化:流域地形環境変動の抽出からその先へ

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)
  • 早川 裕弌
  • ,
  • 齋藤 仁
  • ,
  • 小花和 宏之
  • ,
  • 内山 庄一郎

課題番号
17H02031
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
18,980,000円
(直接経費)
14,600,000円
(間接経費)
4,380,000円

本年度は、HD-PCD(高密度点群情報)に関する研究動向の把握を文献調査により引き続き行った。とくに,流域で生じる自然現象を対象とした既存および新たなHD-PCD取得解析の手法体系を整理した。この手法の検証として,新しいHD-PCD取得機材を用いた試験計測を現地観測として実施した。たとえば,SLAMによるモバイルレーザ測器やハイパースペクトルカメラを搭載したUAVの試験飛行を実施し,その有効な適用方法を検討した。
一方,前年度から引き続き,HD-PCD解析の実際の適用を実施した。具体的には,流域地形環境の変動が大きい地点である大谷崩(静岡県),九十九里海岸(千葉県),泥火山(新潟県)などで調査を実施し,また新たな調査可能地域も開拓した。これらのデータからは,とくに地形特徴の抽出に注力し,時空間変化抽出の基礎情報としてアーカイヴした。さらに,データ共有のためのコンテンツ整理を行った。共同研究利用システムを援用し,蓄積された点群およびその派生データを整理し投入した。これにより,取得データや開発したツールの利用が外部者でも可能となり,流域地形環境に限定されない,HD-PCDの多様な使用用途を発掘できるようになることが期待される。
また,高精細地形情報に関するシンポジウム・ワークショップおよび国際会議(JpGU, EGU, AOGS)におけるテーマ別セッションを主催・共催した。これにより,HD-PCD取得の最新技術など情報収集や,HD-PCD解析にかかる問題点,学術的・産業的適用事例の報告など,研究者間での情報共有を行った。
さらに,高精細地形情報の新しい活用手段として,博物館等における企画展及びワークショップを複数開催した。これは,考古分野,アート分野との異分野間連携を促すものであり,学際的な枠組みにおけるアウトリーチ活動に対しての本研究の影響力が評価された。

リンク情報
受賞
優秀共同研究発表賞
受賞
感謝状
論文
70年間の画像アーカイブによる西表島仲間川マングローブ林立地域の森林動態復元
論文
平成26年8月豪雨による広島市土石流災害の被害の特徴
MISC
学術研究と社会課題の解決に向けたUAVの活用ー飛ばせる、その先へー
MISC
自然災害におけるドローン活用の可能性と課題
講演・口頭発表等
Detection of landslides and vegetation recovery from multitemporal UAV and satellite images
講演・口頭発表等
ドローン操縦技能の定量的な評価手法
学術貢献活動
SfM写真測量によるマッピング
学術貢献活動
UAS(ドローン)地形計測のさらなる進化
学術貢献活動
UAV-SfMのためのL1-DGNSS活用ワークショップ
ID情報
  • 課題番号 : 17H02031
  • 受賞の業績ID : 3823083
  • 受賞の業績ID : 3265903
  • 論文の業績ID : 26389316
  • 論文の業績ID : 23584760
  • MISCの業績ID : 24713803
  • MISCの業績ID : 24619299
  • 講演・口頭発表等の業績ID : 29228552
  • 講演・口頭発表等の業績ID : 24505439
  • 学術貢献活動の業績ID : 1517202
  • 学術貢献活動の業績ID : 1517228
  • 学術貢献活動の業績ID : 1517205