メディア報道

2018年12月

宇宙のエネ変換、阪大が高出力レーザーで再現 プラズマ性質解 明へ


発行元・放送局
日刊工業新聞
番組・新聞雑誌名
掲載箇所

大阪大学大学院工学研究科の蔵満康浩教授らは、太陽や地球の磁気圏で発生するエネルギーの変換過程「磁気リコネクション」を、高出力レーザーにより実験室で再現し、電子での駆動の観測に成功した。磁気リコネクションは磁場のエネルギーがプラズマのエネルギーに変換される仕組み。電子の運動が重要とみられており、今回の再現で詳細な観測が実現したプラズマの性質の解明が進展し、将来の核融合研究などへの寄与につながる。