2016年7月 - 2020年3月
国際移動の実践科学-ソーシャルキャピタルと移住者の就労、生活、健康
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
今年度は、研究計画期間の三年目として、これまで準備した量的調査の方法に関する検討と、倫理審査を経て、合計16言語によるアンケート調査を実施した。16言語は以下の通りである。アラビア語、インドネシア語、スペイン語、タイ語、タガログ語、トルコ語、ネパール語、フランス語、ベトナム語、ポルトガル語、ミャンマー語、ペルシャ語、韓国語、英語、中国語、日本語である。
この調査は、紙媒体では、平成30年9月から12月まで、ウェブベースでは、同10月から12月まで調査を実施した。およそ200件の回答について、自由記述欄の翻訳も行い、分析のための基礎を形成した。
また、このアンケート調査の実施をもとに、平成31年3月にはワーキンググループで結果の分析方法と方向性に関する検討を行った。しかしながら、分析自体の実施を完成させることができなかったため、研究実施期間を延長して最終分析を行うこととした。
さらに、日本におけるアンケート調査を比較研究の中に位置付けることを目的として、平成30年12月にイラクにおけるアンケート調査を実施し、シリア難民や国内避難民に関して知見を得ることができた。今後、日本のアンケート調査の結果との比較対照の作業を行うこととしている。また、平成30年8月にブラジル・サンパウロで開催されたブラジルへの中国系移民に関する国際会議に参加し、ラテンアメリカにおけるアジア系移民についての資料収集と現地調査も合わせ行った。
この調査は、紙媒体では、平成30年9月から12月まで、ウェブベースでは、同10月から12月まで調査を実施した。およそ200件の回答について、自由記述欄の翻訳も行い、分析のための基礎を形成した。
また、このアンケート調査の実施をもとに、平成31年3月にはワーキンググループで結果の分析方法と方向性に関する検討を行った。しかしながら、分析自体の実施を完成させることができなかったため、研究実施期間を延長して最終分析を行うこととした。
さらに、日本におけるアンケート調査を比較研究の中に位置付けることを目的として、平成30年12月にイラクにおけるアンケート調査を実施し、シリア難民や国内避難民に関して知見を得ることができた。今後、日本のアンケート調査の結果との比較対照の作業を行うこととしている。また、平成30年8月にブラジル・サンパウロで開催されたブラジルへの中国系移民に関する国際会議に参加し、ラテンアメリカにおけるアジア系移民についての資料収集と現地調査も合わせ行った。
- ID情報
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- 課題番号 : 16KT0085
- 体系的課題番号 : JP16KT0085
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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「アジアからの看護師、介護士の国際労働移動とキャリア形成」研究会 2021年1月26日 招待有り