論文

査読有り
2013年1月

3価アクチノイド,ランタノイド相互分離のための新規配位子NTAアミドの開発

Chemistry Letters
  • 佐々木 祐二
  • ,
  • 津幡 靖宏
  • ,
  • 北辻 章浩
  • ,
  • 森田 泰治

42
1
開始ページ
91
終了ページ
92
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1246/cl.2013.91

新規なN-ドナー抽出剤、NTAアミドを開発し、Am-Cm-Ln相互分離に用いた。0.1-0.2M HNO$_{3}$条件で、高いAn-Ln分離比を確認し、これはNTAアミドへのプロトネーションがAn-Ln分離に重要と考えられる。NTAアミドは通常条件下で安定であり、高いAn-Ln分離比を持つ安定な化合物を得ることができた。また、NTAアミドと水溶性ジグリコールアミドを併用し、世界的に見ても高いAm-Cm分離比(6.5)を確認することができた。以上のことからNTAアミドはAm-Cm-Ln分離において有望な化合物であることを確認した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1246/cl.2013.91
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5036808
ID情報
  • DOI : 10.1246/cl.2013.91
  • ISSN : 0366-7022

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