MISC

2006年3月9日

IT野ニューロン集団の時間相関を取り入れたクラスタリング

電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
  • 松本有央
  • ,
  • 赤穂昭太郎
  • ,
  • 福水健次
  • ,
  • 菅生(宮本)康子
  • ,
  • 岡田真人

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658
開始ページ
7
終了ページ
12
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
社団法人電子情報通信学会

サルのIT野に存在する顔に応答するニューロン活動に対してクラスタリングの手法を適用した.その際にそれぞれの顔刺激に対するニューロン集団の応答が混合正規分布から生成されると仮定した.正規分布の数にマルコフ性を導入することで,時間関係を考慮したクラスタリングを実行することが可能になった.その結果,IT野のニューロン集団は始めに大まかな分類に相当する3つのクラスターに分かれ,それからそれぞれのクラスターが分離してより詳細な分類に相当するクラスターに分かれた.さらにクラスター数がなめらかに変化した.この結果は,IT野のニューロン集団が異なったレベルの分類の情報を異なった時間に表現していることを示唆している.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004680359
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10091178
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110004680359
  • CiNii Books ID : AN10091178

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