滋賀県において2012年度より,「ネット上の人権侵害問題の防止・啓発」を目的とした,地域社会での情報倫理・モラルの推進活動に取り組んでいる。今回は,中学3年生を対象に実施した情報モラル教育について,ケータイ(スマートフォンなど)やSNSの利用に関する受講者への事前アンケートと,学習内容に関する事後アンケートの結果をもとに,道徳的判断を用いた情報モラル教育の有効性を検討し報告する。