2016年1月15日
ネギの定植時の剪葉と剪根が生育,窒素吸収量,収穫時期および収量に及ぼす影響
園芸学研究
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- 巻
- 15
- 号
- 1
- 開始ページ
- 11‐17(J‐STAGE)
- 終了ページ
- 17
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2503/hrj.15.11
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 園芸学会
ネギの定植時の剪葉と剪根が地上部と根の生育,窒素吸収量,収穫時期および収量に及ぼす影響をセル成型苗で検討した.剪葉すると地上部の生葉数および葉鞘径の増加は8月20日まで抑制されたが,根の生育は,根数の増加と根の肥大が一時的に抑制されたものの,7月19日には無処理と同程度まで追いついた.一方,剪根すると地上部では出葉数,草丈,生葉数,地上部重および葉鞘径の増加が8月20日まで抑制されるとともに,根数の増加と根の肥大も8月20日まで著しく抑制された.窒素吸収量は,剪葉より剪根した区で少なかった.各処理区とも,7月19日には,軟白長は出荷基準に達したが,目標収量である300 kg・a−1に達したのは無処理区で7月19日と早く,次いで剪葉区で8月5日,剪根区と剪葉 + 剪根区では8月20日まで遅れた.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2503/hrj.15.11
- ISSN : 1347-2658
- J-Global ID : 201602268579297365
- CiNii Articles ID : 130005142168
- CiNii Books ID : AA11608561