論文

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2002年

'ナガイモ'の新芋と花穂の発育に及ぼす日長と植物生長調整物質の組み合わせ処理の影響

園藝學會雜誌
  • 吉田 康徳
  • ,
  • 高橋 春實
  • ,
  • 神田 啓臣
  • ,
  • 金浜 耕基

71
6
開始ページ
752
終了ページ
757
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.2503/jjshs.71.752
出版者・発行元
園藝學會

'ナガイモ'の主枝, むかご, 新芋および花穂の発育に及ぼす日長とジベレリン100ppm(GA)またはウニコナゾールP25ppm(Uni)との組み合わせ処理の影響について調べた.その結果, 主枝の発育は対照とGAが同じ程度であったが, Uniでは対照より著しく抑制された.むかごの発育は, 日長に関係なく, GA処理で対照より著しく抑制された.新芋の発育は対照よりGA処理で促進され, 特に, 24時間日長との組み合わせ処理で著しく促進された.Uni処理は対照より新芋の発育を抑制した.むかごと新芋を加えた重さ(合計重)としてそれらの発育量をみると, 初期の発育量は24時間日長より8時間日長で促進され, 最終の発育量は主枝の発育が優れた24時間日長で8時間日長と同じ程度の大きさに達した.8時間日長, 24時間日長ともに, 花穂の発育は認められた.しかし, 花穂の発育した個体の割合は小さく, 特に, 24時間日長とGAとの組み合わせ処理で小さかった.第1花穂着生節位および1株当たり花穂数に及ぼす日長と植物生長調整物質との組み合わせ処理の影響は明らかでなかった.

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DOI
https://doi.org/10.2503/jjshs.71.752
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001816675
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00025257
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http://id.ndl.go.jp/bib/6356300
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https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00163336602?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.2503/jjshs.71.752
  • ISSN : 0013-7626
  • CiNii Articles ID : 110001816675
  • CiNii Books ID : AN00025257

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