2016年度 北星学園大学 「日本語表現I・II」
このシラバスは松浦クラスに特化したものです。基本的な方針や考え方は大学で公開されているシラバスに沿ったものになっていますが,細部で異なっています。

以下の5つのクラスを担当します。

クラス曜日・講時
文部I月曜・5講目
社部I月曜・4講目
社部J火曜・3講目
経部L火曜・4講目
経部Q
水曜・1講目

授業開始以降の連絡や授業資料の公開には大学のmoodleを使います。

日本語表現I(前期)

到達目標

  1. パラグラフの構成を理解し,それに従った形で文章が書ける。
  2. 適切な方法で引用を使うことができるようになる。
  3. 論述型のレポートの構成を理解し,作成できるようになる。

授業内容

  1. パラグラフの作成
    レポート・論文として標準的な構造の文章を作成する。特にその基本的な事柄としてパラグラフを重視する。パラグラフとは段落とも訳されるが,国語のときのパラグラフよりも各文の役割がはっきりと決まっている点で異なる。この授業では様々な作業を通して,標準的なパラグラフの構造に従った文章を書けるようになることを目指す。
  2. 短いレポートの作成
    複数のパラグラフを組み合わせることによって,1600から2000字程度のレポートを作成する。レポートではあるテーマについて,まとめる,報告する,意見を表明するといったことを行う。このとき,客観的な資料を用いて自説を補強する。
  3. 語彙力の増強
    日本語を使いこなしていく上で,語彙力は基本となることである。語彙は脳内の辞書で相互にネットワークを作っていると考えられている。この授業では対義語を軸にしたプリントとテストを行い,語彙力の増強につとめる。

持ち物

教科書
河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第3版』慶應義塾大学出版会,1000円(『日本語表現』と書かれた冊子は不要です)

購入物品
A4版の2つ穴バインダー(フラットファイル):プリントに2つ穴を空けるので綴じてください。

成績評価

以下の配点で60点以上を合格とする。ただし,授業課題,レポート課題いずれか1つでも40%未満だった場合には不合格となる。

1. 授業課題…60点

  • 提出物(宿題)…45点
  • 語彙テスト…15点
2. レポート課題…40点
  • 第1回…10点
  • 第2回…10点
  • 第3回…20点


2016年度 金沢大学 「音韻論基礎」
2015年度 北星学園大学 「日本語表現I・II」
このシラバスは松浦クラスに特化したものです。基本的な方針や考え方は大学で公開されているシラバスに沿ったものになっていますが,細部で異なっています。

以下の5つのクラスを担当します。

クラス曜日・講時
文部I月曜・5講目
社部I月曜・4講目
社部J火曜・3講目
経部L火曜・4講目
経部Q
水曜・1講目

授業開始以降の連絡や授業資料の公開には大学のmoodleを使います。

到達目標

日本語表現I(前期)

  1. 様々な資料を読み論点をまとめることができるようになる。
  2. パラグラフの構成に従った形で意見文を作成できるようになる。
  3. 適切な方法で引用を使うことができるようになる。

日本語表現II(後期)

  1. レビュー論文を作成するときに何をすればいいかの見通しが立つようになる。
  2. テーマに沿った学術論文を集めて要約を作成できるようになる。
  3.  一貫性のあるレポートを作成できるようになる。

授業内容

日本語表現I(前期)

1. パラグラフの作成

レポート・論文として標準的な構造の文章を作成する。特にその基本的な事柄としてパラグラフを重視する。パラグラフとは段落とも訳されるが,国語のときのパラグラフよりも各文の役割がはっきりと決まっている点で異なる。この授業では様々な作業を通して,標準的なパラグラフの構造に従った文章を書けるようになることを目指す。

2. 論作文形式のレポート(小論文)の作成

複数のパラグラフを組み合わせることによって,1600から2000字程度のレポートを作成する。レポートではあるテーマについて,賛成か反対かの立場で主張を展開する。このとき,客観的な資料を用いて自説を補強する。

3. (準)学術的文章の読解

読書経験を積み,習慣を付けること,及び学術的な文章に慣れるために,読書課題を出す。この課題では,毎月指定された書籍・雑誌を読み,その(一部の)内容を200から300字程度で要約する。締切ごとの指定は次のようになっている(変更の可能性あり)。
  • 4月30日締切
    • 書籍:岩波ブックレット
    • 雑誌:『文学』(岩波書店),『日本語学』(明治書院),『英語教育』(大修館),『現代思想』(青土社),『世界』(岩波書店)
  • 5月30日締切
    • 書籍:岩波ジュニア新書
    • 雑誌:『法学セミナー』(日本評論社),『社会教育』(国土社),『経済セミナー』(日本評論社),『農業と経済』(昭和堂)
  • 6月30日締切
    • 書籍:岩波科学ライブラリー
    • 雑誌:『月刊福祉』(全国社会福祉協議会出版部),『公衆衛生』(医学書院),『こころの科学』(日本評論社),『教育と医学』(慶應義塾大学出版会)
  • 7月30日締切(予定;早まる可能性あり)
    • 書籍:ちくまプリマー新書
    • 雑誌:『科学』(岩波書店),『ニュートン』(教育社),『日経サイエンス』(日本経済新聞社),『統計』(日本統計協会)

日本語表現II(後期)

1. 文献の読解と要約

学術的な文献を読みとく。その際,斜め読み,精読という2つの方法で読み,目的に合った読み方ができるようになることを目指す。

2. レビュー論文の作成

自分で設定したテーマについて,複数の(学術的)文献をまとめたレポート(報告型レポート)を作成する。


成績

以下の配点で60点以上を合格とする。ただし,提出物,読書課題,レポート課題はそれぞれ40%以上取らなければ不合格となる。
1. 授業課題…70点

  • 提出物(宿題)…50点
  • 読書課題…20点
2. レポート課題…30点
  • 第1回…10点
  • 第2回…20点


教科書など

教科書
河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第3版』慶應義塾大学出版会,1000円(『日本語表現』と書かれた冊子は不要です)

購入物品
A4版の2つ穴バインダー(フラットファイル):プリントに2つ穴を空けるので綴じてください。

2015年度 札幌大谷大学 「表現法III」

2015年度 札幌大谷大学

第14回

  • 発表その2
  • 試験について
    • 記述式
    • 様々な配点の問題を用意しておくので,50点満点になるよう問題を選んで答えてください。
  • 頭の体操
    • 手を動かして解ける問題は手を動かすようにしましょう
2014年度 北星学園大学 「日本語表現I・II」
このシラバスは松浦クラスに特化したものです。基本的な方針や考え方は大学で公開されているシラバスに沿ったものになっていますが,細部で異なっています。

以下の6つのクラスを担当します。このシラバスは再B以外のクラスのものです。

クラス曜日・講時教室
社部J
月曜・1講目A507
文部I
月曜・5講目
B501
経部L
火曜・1講目A506
社部I
火曜・3講目A509
経部Q
水曜・1講目A509
再B
木曜・2講目
A407

授業開始以降の連絡や授業資料の公開には大学のmoodleを使います。

科目概要

時代背景

私たちの周りは「問題」であふれている。たとえば日々のニュースを見ても,景気,教育,科学技術,人口減少,貧困,紛争,差別など様々な問題が報じられているし,大学の教員の圧倒的多数は各自の専門分野の様々な問題について考えている。そして,企業人でも研究者でも,問題に対して様々な答え(解決策)を出そうとしている。こういった様々な問題をより深く理解し,何らかの答えを表明するときに必要となるのは文献や数的資料などを集め,そこから必要な情報を読み取りまとめていき,結果や答えを正確に分かりやすく伝えることである。

この情報を読み取り,まとめ,伝えるという各段階のうち,まず必要なのは「伝える」能力である。伝える能力というと,センスの問題のように考える人も多いだろう。しかし,伝える能力はセンスがあるかどうかが問題なのではなく技術を身につけているかどうかが問題である。技術である以上,それは誰でも身につけることができるし,一度この技術を身につければ,様々な場面(大学の中に限らない)で応用することができる。

科目内容

そこで,この授業では,文章を論理的に正確な形で,分かりやすい形で書くための技術を学習する。特に日本語表現I(前期)では,言語(日本語)を運用するのに基本となる言語技術として3つの論理的関係を理解し,パラグラフ,小論文で使えるようにする。日本語表現II(後期)では,自らの調査に基づくレポートを作成し,その過程を通してレポートの作成法や構成などを身につける。構造や論理の形式を意識し,使いこなせるか否かで文章の質は大きく変わるので,これらの技術をぜひ身につけてほしい。

なお,授業では個人での作業のほかに,他の学生との共同作業に多く時間を割く。具体的には,自分の書いたものについて質疑応答をする,アウトラインやレポート原稿を読み合い,分かりにくい点や形式が統一されていない点などを指摘する,お互いの文章について批評しあうといった活動を行う。

人材目標

前期は,与えられた情報をまとめ,読み手が理解できる形で自分の意見を述べた文章を作成できる人材を育成することを目標とする。後期は,特定のトピックに対して自分で情報を集め分析し,読み手が理解できる形で報告する文章が作成できる人材を育成することを目標とする。いずれも,形式について規則どおりにして,自分で確認できるようになることを目指す。

単位取得の指標

前期(日本語表現I)で単位を取得したということは,以下のことを意味する。
  •  論理的関係とパラグラフの構造を理解し,それを用いて小論文を作成できる。
  •  文章に含まれる様々な関係を読み取り,それにもとづいて要約できる。
  •  論説文(小論文)の構成を理解し,その構成に従った文章を作成できる。
  •  注を用いた引用の方法を理解し,指定された形式で直接引用することができる。
  •  指定された書式に従った文章を書くことができる。
  •  標準的な表記法と書き言葉を用いて文章を書ける。
  •  大学1年生として必要最低限の語彙を身につけている。
後期(日本語表現II)で単位を取得したということは,上記に加え以下のことを意味する。
  • 調査論文の構成を理解している。
  • 文献資料の内容を体系的にまとめる方法を理解している。
  • 特定のトピックから複数のテーマを考えることができる。
  • 文献表を用いた引用の方法を理解し,実際に使うことができる。
  • 自力でレポートを読み直して推敲する方法を身につけている。
  • レポートとしてふさわしい表現が使える。
  • 専門的内容の学習を行うために必要な語彙を身につけている。

各回における授業内容(前期)

第1回    オリエンテーション
・授業進行の説明
・受講者登録
・受講ルールの確認

第2回    言語技術(1):論理的関係
・言い換え関係
・対比関係
・因果関係

第3回    言語技術(2):プチ小論文
・説明文
・意見文

第4回    パラグラフ(1):パラグラフの構造
・基本構造
・パラグラフの要素
・例示のパラグラフ
・過程のパラグラフ

第5回    パラグラフ(2):様々なパラグラフ
・意見のパラグラフ
・アウトラインの作成
・パラグラフの実習

第6回    図書館ガイダンス
・OPACの利用法
・新聞記事検索

第7回    パラグラフ(3):要約と書き換え
・文章の要約
・パラグラフへの書き換え
・語彙(1)-(4)のまとめテスト

第8回    小論文トピック1 (1):資料の読解
・文献の読解
・数的資料の読解
・中間テスト

第9回    小論文トピック1 (2):調査結果の分析,構想
・資料のまとめ
・アウトラインの作成
・引用と参考

第10回    小論文トピック1 (3):執筆と推敲
・初稿の読み直し
・最終稿の作成

第11回    小論文トピック2 (1):資料の読解
・文献の読解
・数的資料の読解

第12回    小論文トピック2 (2):調査結果の分析,構想
・資料のまとめ
・アウトラインの作成
・引用と参考

第13回    小論文トピック2 (3):執筆と推敲
・初稿の読み直し
・最終稿の作成

第14回    半期のまとめ
・全体のまとめ
・語彙(5)-(8)まとめテスト   

第15回    eラーニング
・漢字
・語彙

注意点
  1. 図書館ガイダンスは前後する可能性があります。
  2. 第15回のeラーニングは教室での授業を行わず,各自のペースで進める家庭学習です。便宜上第15回に設定していますが,クラスによっては第1回から第14回のどこかの補講となることもあります。
授業の構成
  • 教室では,小論文・レポートを書くための技術について講義と演習を行う。
  • 宿題として,これらの技術の支えとなる語彙力の増強のための練習問題を行う。

成績

評価項目

前期は,語彙・表現課題,読書課題,文章作成課題に基づいて成績を決める(後期は未定)。語彙・表現課題とは授業後の持ち帰り課題,まとめテスト,eラーニングの3つで構成される課題である。読書課題とは,指定された本に関する報告である。文章作成課題とは中間テストと,7月末頃に提出予定の小論文の2つで構成される課題である。

単位取得のための条件

語彙・表現課題

持ち帰り課題(宿題)
    a.    ほぼ毎回,持ち帰りの課題を課す。
    b.    提出した場合の評価はA=10点,B=8点,C=7点,D=4点,E=1点の5段階とする。AからEの基準は以下のとおりである。
            A=課題で求められた事柄に十分答えており,特によくできている。
            B=課題で求められた事柄に十分答えている。
            C=課題で求められた事柄に答えられている。
            D=課題で求められた事柄に対して答えがやや十分でない。
            E=課題で求められた事柄に対して答えがかなり不十分である。
    c.    締切に遅れた場合,一律3点減点する(評価の横に×をつけて返却)。そのため,未提出は0点ではなくマイナス3点となる。
    d.    締切に遅れる場合,月1,火1,水1,木2クラスは前日(日曜は研究棟に入れないので注意)の16時15分,月5,火3クラスは当日の12時20分まで受け付ける。以後は未提出と見なし,採点も行わない。
    e.    提出期限に遅れて課題を出すときは,松浦に直接提出する。ただし,不在のときはボックスに入れ,そのことをメールで報告すること。この場合,メールの到着時間を提出時間とする(返信します)。

まとめテスト
    a.    まとめテストは20点満点で行う。
    b.    範囲は持ち帰り課題の内容とする(eラーニングの分は含めない)。

eラーニング
    a.    漢字・語彙の内容でeラーニングによる学習を行う。
    b.    締切までに指定範囲を終わらせる。
    c.    進捗に応じて30点満点で評価する。

合格の条件
持ち帰り課題(80点満点),まとめテスト(40点満点),eラーニング(30点満点)で合わせて100点以上(150点満点)とること。

読書課題

背景
SNS(mixi,Twitter,Facebookなど),ブログサービスの浸透にともない,何かを表現(アウトプット)する機会はかつてより格段に増えた。一方,知識のインプットは必ずしも増えておらず,ここに非対称性が存在する。それを補うために,「大学生になったら新聞を読もう」というようなキャンペーンが展開されているし,実際北星でも経済学科では「新聞活用」という授業を用意して,機会確保を行っている。ただここで読むものが新聞(だけ)でいいのかという点に関して私は疑問を持っている。何かのとっかかりとして新聞を読むのはいいことだと思うし,情報の早さとまとまり具合のバランスが取れたメディアであることは否定しない。しかし,大学生の学習はまとまった量の体系的なインプットが必要で,それに適したメディアは新聞ではなく,体系的にまとまったもの,すなわち書物(本)だろう。それも自分の関心を広げ,様々な話題を作るためには広い分野にわたりそれなりに簡単に読みこなせるものが適当だと考える。そこで,今年度は前期に20冊読書マラソンを行う。

内容
以下に挙げる新書シリーズから選んで読み,その内容を報告フォームに投稿する。いずれも中学・高校程度の知識で読むことのできるもの。
  1. 岩波ジュニア新書:時事的問題に限らず広い範囲の事柄を扱っている中高生向けのシリーズ。読みやすい。
  2. 岩波ブックレット:時事問題を多く扱ったシリーズ。1冊がかなり薄い。
  3. 岩波科学ライブラリー:科学をテーマにしたシリーズだが,単なる知識・教養というよりむしろ発見の喜びを伝える読み物としての色合いが強い。
  4. 講談社ブルーバックス:自然科学をテーマにした一般向けの啓蒙書のシリーズ。量子論もあればパズルもある。
  5. ちくまプリマー新書:人文・社会系のテーマを中心としたシリーズ。プリマー(primer)が「初歩読本,入門書」を意味するように,対象は比較的若年層なので読みやすくなっている。
分量
7月下旬までに20冊分の報告を出す。

補足
選んだ本をどのくらい読み込むのかはお任せしますが,特に4-5冊程度は詳しく報告してください。

本の所在
本は全て図書館にあります。1,4,5は2階新書コーナー(入ってまっすぐ奥へ)に,2は3階041の本棚,3は3階のいろいろなところに分散しています。3についてはタイトル・著者・所在場所(番号)のリストを授業用のページ(moodle)に置きます。

文章作成課題

    a.    第8回で中間テストとして,言語技術・パラグラフについてテストをする(形式は未定)。
    b.    期末レポートでは,賛否を問うテーマの小論文を書く。テーマは授業最終回で発表する予定(字数は800字程度)。
    c.    この課題は,中間テスト(40点満点)で20点以上,期末レポート(60点満点)で40点以上とり,さらに2つ合わせて100点満点で70点以上とることで合格とする。

教科書等

教科書
河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第3版』慶應義塾大学出版会,1000円(『日本語表現』と書かれた冊子は不要です)

購入物品
A4版の2つ穴バインダー(フラットファイル):プリントに2つ穴を空けるので綴じてください。

参考書
・授業での考え方の背景を理解するための3冊
  1. 福嶋 隆史『「ビジネスマンの国語力」が身につく本』大和出版,1400円
  2. 飯間 浩明『非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門』ディスカヴァー21,1050円
  3. 三森 ゆりか『大学生・社会人のための言語技術トレーニング』大修館書店,2200円
・授業内容と直接関係しないが「書く」ことの役に立つ3冊
  1. 山田 ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く』PHP新書,660円
  2. 野矢 茂樹『新版 論理トレーニング』産業図書,2200円
  3. 上山 あゆみ『論文を書くためのWord利用法 ~文書も頭も構造化する~』くろしお出版,1680円
・より本格的なレポートを書くための3冊
  1. 戸田山 和久『新版 論文の教室:レポートから卒論まで』日本放送出版協会,1260円
  2. 阿部 朋世ほか『大学生のための日本語表現トレーニング ドリル編』三省堂,1900円
  3. 酒井 聡樹『これからレポート・卒論を書く若者のために』共立出版,1890円
2013年度 北星学園大学 「日本語表現II」
このシラバスは松浦クラスに特化したものです。基本的な方針や考え方は大学で公開されているシラバスに沿ったものになっていますが,細部で異なっています。

以下の5つのクラスを担当します。

クラス曜日・講時教室
文部I
月曜・3講目A709
経部Q
月曜・5講目
B403
社部I火曜・4講目A509
社部J木曜・5講目A502
経部L金曜・1講目A506

授業開始以降の連絡や授業資料の公開には大学のCEAS/SAKAIを使います。

科目概要

時代背景

 文献や資料から必要な情報を読み取り,それに基づいて自分の解釈や意見を正確に分かりやすく伝えることは,大学の中だけでなく社会に出てからも必要とされる能力のひとつである。そのためには形式や論理を重視する必要がある。だが,文章の形式や論理は高校までの文章表現教育で軽視されてきた。その理由は高校までの文章表現教育では,内容に関する指導が中心だったからである。

科目内容

 そこで,この授業では,文章を論理的に書くための技術を紹介し,その習得を目指す。日本語表現IIでは自らの調査や実験に基づくレポートと,他者の研究を報告するレポート(レビュー)の2つを作成し,その過程を通してレポートの作成法や構成などを学ぶ。構造や論理の形式を意識し,使いこなせるようになることを目指すという点では前期開講の日本語表現Iと同じである。

 なお,授業では個人での作業のほかに,他の学生との共同作業に多く時間を割く。具体的には,自分の書いたものについて質疑応答をする,アウトラインやレポート原稿を読み合い,分かりにくい点や形式が統一されていない点などを指摘する,お互いの文章について批評しあうといった活動を行う。

人材目標

 特定のトピックに対して自分で情報を集め分析し,読み手が理解できる形で報告する文章が作成できる人材を育成することを目標とする。特に,形式について規則どおりにして,自分で確認できるようになることを目指す。

単位取得の指標

 この授業で単位を取得したということは,以下のことを意味する。

  • 文章に含まれる対立関係を読み取り,それにもとづいて要約できる。
  • パラグラフの構造を理解し,その構造に従った文章を作成できる。
  • 引用の方法を理解し,指定された形式で直接引用することができる。
  • 指定された書式に従った文章を書くことができる。
  • 標準的な表記の決まりを理解している。
2013年度 北星学園大学 「日本語表現I」
このシラバスは松浦クラスに特化したものです。基本的な方針や考え方は大学で公開されているシラバスに沿ったものになっています。

以下の5つのクラスを担当します。

クラス曜日・講時教室
文部I
月曜・3講目A709
経部Q
月曜・5講目
B403
社部I火曜・4講目A509
社部J木曜・5講目A502
経部L金曜・1講目A506

授業開始以降の連絡や授業資料の公開には大学のCEAS/SAKAIを使います。

以下の内容は未確定のもので,書き換える可能性があります(4月7日現在)。


科目概要

時代背景

 文献や資料から必要な情報を読み取り,それに基づいて自分の解釈や意見を正確に分かりやすく伝えることは,大学の中だけでなく社会に出てからも必要とされる能力のひとつである。そのためには形式や論理を重視する必要がある。だが,文章の形式や論理は高校までの文章表現教育で軽視されてきた。その理由は高校までの文章表現教育では,内容に関する指導が中心だったからである。

科目内容

 そこで,この授業では,文章を論理的に書くための技術を紹介し,その習得を目指す。日本語表現Iでは言語(日本語)を運用するのに基本となる3つの論理的関係,パラグラフの構造,論説文の構造の3つに焦点を置く。詳述すると,考えるもととなる論理的な関係を押さえ,それを用いて少し長い文章を書いていく。最後にそれらの考え方を小論文のひとつの典型とも言える論説文に応用する。構造や論理の形式を意識し,使いこなせるか否かで文章の質は大きく変わる。

 なお,授業では個人での作業のほかに,他の学生との共同作業に多く時間を割く。具体的には,自分の書いたものについて質疑応答をする,アウトラインやレポート原稿を読み合い,分かりにくい点や形式が統一されていない点などを指摘する,お互いの文章について批評しあうといった活動を行う。

人材目標

 与えられた情報をまとめ,読み手が理解できる形で自分の意見を述べた文章を作成できる人材を育成することを目標とする。特に,形式について規則どおりにして,自分で確認できるようになることを目指す。

単位取得の指標

 この授業で単位を取得したということは,以下のことを意味する。

  • 基本の論理関係が何かを理解し,それを用いて短い文章を作成できる。
  • 文章に含まれる対立関係を読み取り,それにもとづいて要約できる。
  • パラグラフの構造を理解し,その構造に従った文章を作成できる。
  • 引用の方法を理解し,指定された形式で直接引用することができる。
  • 指定された書式に従った文章を書くことができる。
  • 標準的な表記の決まりを理解している。

各回における授業内容

回数トピック授業内容
第1回オリエンテーション(1)授業の目的や成績評価の方法について解説を受け,理解する。
(2)日本語力調査を受験する。
第2回基本の論理(1):基本の論理関係(1)基本の論理関係として,言い換え関係,対比関係,因果関係の3つを学習する。
(2)3つの論理関係を用いて,2~3文程度からなる文章を作成できるようにする。
第3回基本の論理(2):プチ小論文3つの論理関係を用いて5文程度の小論文を作成する。
第4回基本の論理(3):プチ小論文,まとめ(1)3つの論理関係を用いて7~9文程度の小論文を作成できるようにする。
(2)基本の論理関係について全体を復習する。
第5回基本の論理(4):中間テストテストとして,基本の論理関係を用いた100~200字程度の小論文を作成する。
第6回図書館ガイダンス(1)図書の検索方法について学習し,実際に検索して本を探し出す。
(2)新聞の検索方法について学習し,実際に目的の記事を検索する。
第7回パラグラフ(1):基本構造概要→詳細という順序でのパラグラフの書き方を学習し,2~3種類程度のパラグラフを書けるようにする。
第8回パラグラフ(2):絵の分析絵に描かれていることを読み取り,それらの結果を総合して,絵の主題を考察する。そして,その結果を小論文にまとめる。
第9回パラグラフ(3):要約+まとめ文章を論理関係にもとづいて段落単位でまとめ,それをもとに文章全体を一定の長さに要約する作業を通して,要約の方法を習得する。
第10回パラグラフ(4):中間テストテストとして,300~400字程度の小論文を作成する。
第11回論説文(1):主張+根拠議論の基本構造として,主張に根拠を付けること,根拠に客観性が必要なことを学習する。
第12回論説文(2):対立意見を入れる(1)引用の方法を学び,それを使えるようにする。
(2)対立意見を考え,それを組み込んだ構成でアウトラインを作成することで,より説得力のある論説文の構成方法を習得する。
第13回論説文(3):まとめ論説文の構造について復習し,理解の定着度を確認する。
第14回漢字・語彙eラーニングの教材を用いて大学での学習に必要な漢字・語彙を学ぶ(教室外学習)
第15回漢字・語彙eラーニングの教材を用いて大学での学習に必要な漢字・語彙を学ぶ(教室外学習)

成績

評価項目

 この授業では,授業内課題,中間テスト,期末レポートの3つに基づいて成績を付ける。授業課題とは授業内容に基づきほぼ毎回課される課題である。中間テストは2回行う。期末レポートは7月末頃に提出予定のレポートである。


単位取得のための条件

 授業課題,中間課題,前期,期末レポートにおいて関門点をとること。

  • 授業課題:ほぼ毎回の授業で課題を課す。提出した場合の評価は5段階で,A=10点,B=8点,C=7点,D=6点,E=5点で,締切に遅れたり,未提出の場合は1回につき2点減点になる。この方式で70点以上取ること。AからEの基準は以下のとおりである。
    A=課題で求められた事柄に十分答えており,特に良くできている。
    B=課題で求められた事柄に十分答えている。
    C=課題で求められた事柄に答えられている。
    D=課題で求められた事柄に対して答えがやや十分でない。
    E=課題で求められた事柄に対して答えがかなり不十分である。
    なお,締切に遅れる場合,午前中のクラスならば前日の16時15分,午後のクラスならば当日の12時10分まで受け付ける。以後は未提出と見なし,採点も行わない。提出期限に遅れた課題を出すときは,松浦に直接提出する。ただし,不在のときはボックスに入れ,そのことをメールで報告すること。
  • 中間テスト:学期中に2回行う。各回60点以上取ること。60点未満の場合,追加課題と再試験を行う。再試験で不合格の場合,単位は認めない。
  • 後期末レポート:100点満点で50点以上取ること。

教科書・参考書

教科書

  • 河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第3版』慶應義塾大学出版会,1000円(『日本語表現』と書かれた冊子は不要です)

購入物品

  • A4版の2つ穴バインダー(フラットファイル):プリントに2つ穴を空けるので綴じてください。

参考書

授業で行う練習や考え方が分かる3冊

  • 飯間 浩明『非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門』ディスカヴァー21,1050円
  • 福嶋 隆史『「ビジネスマンの国語力」が身につく本』大和出版,1400円
  • 戸田山 和久『新版 論文の教室:レポートから卒論まで』日本放送出版協会,1260円

授業内容と直接関係しないが「書く」ことの役に立つ3冊

  • 藤沢 晃治『「わかりやすい文章」の技術』講談社ブルーバックス,800円
  • 山田 ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く』PHP新書,660円
  • 上山 あゆみ『論文を書くためのWord利用法 ~文書も頭も構造化する~』くろしお出版,1680円

より本格的なレポートを書くための3冊

  • 阿部 朋世ほか『大学生のための日本語表現トレーニング ドリル編』三省堂,1900円
  • 野矢 茂樹『新版 論理トレーニング』産業図書,2200円
  • 酒井 聡樹『これからレポート・卒論を書く若者のために』共立出版,1890円
2012年度 北星学園大学 「文章表現」

担当クラス


クラス曜日・講時教室
経部L月曜・1講目A-509
文部I火曜・1講目A-507
社部J木曜・5講目A-507
社部I金曜・4講目A-706
経部Q金曜・5講目A-509

授業開始以降の連絡や授業資料の公開には大学のCEASを使います。

※試作品です。

科目概要

時代背景

 文献や資料から必要な情報を読み取り,それに基づいて自分の解釈や意見を正確に分かりやすく伝えることは,大学の中だけでなく,社会に出てからも必要とされる能力のひとつである。だが,情報を正確に分かりやすく伝える能力は高校までの教育で十分に行われてきたとは言い難い。なぜなら,高校までの授業における日本語の文章表現教育では,「意見」が重要視されることが多く,「説明」は軽視されてきたからだ。

科目内容

 そこで,この授業では,文献や資料の正確な読み取りと,自分の持つ情報を正確にかつ分かりやすく伝えるための技術を紹介する。前期では,説明する技術,情報を読み取る技術,意見を述べる技術の3つに焦点を置く。そして後期では,これらの技術の定着をはかるために,テーマを考える,アウトラインを作る,段落を作る,草稿を書く,口頭発表をする,推敲するというレポートを書く一連の作業を体験する。

 授業では文章の構造に重点を置く。文章は全体にも,段落(パラグラフ)にも構造を持っている。その構造を意識し,使いこなせるか否かで文章の質は大きく変わる。

 なお,授業では個人での作業のほかに,他の学生との共同作業に多く時間を割く。具体的には,自分の発表・レポートのテーマ案について質疑応答をする,アウトラインやレポート原稿を読み合い,分かりにくい点や形式が統一されていない点などを指摘する,レポート原稿や口頭発表について批評しあうといった活動を行う。

人材目標

 自分の持っている情報や意見を想定される聞き手や読み手が理解できる形で文章化できる人材を育成することを目標とする。特に,構造を持った文章が書けるようになることを目指す。

単位取得の指標

 この授業で単位を取得したということは,以下のことを意味する。

  • 序論・本論・結論,及びそれを応用させた形式について,そこにどういったことを書くべきか理解している。
  • パラグラフ内部がどのような構成になるべきか理解し,実際にその構成で文章を書くことができる。
  • ルールにしたがって引用することができる。
  • 指定された書式に従った文章を書くことができる。
  • 標準的な表記の決まりを理解している。

各回における授業内容


前期

回数トピック授業内容
第1回オリエンテーション・授業の概要を説明する。
第2回情報の技術・概要と詳細の配列について,演習を通して解説する。
・概要部に予告を入れることの重要性と方法について,演習を通して解説する。
・読み手の背景知識を推測することの大切さを演習を通して解説する。
第3回説明の技術のまとめ,表記の規則・説明の技術の学習事項を復習する。
・表記の注意点として送りがなの規則を紹介する。
・書式の注意点として,段落冒頭の字下げと禁則処理を紹介する。
第4回第1回中間課題・説明文を作成させる。
第5回絵の分析・様々な絵の内容を列挙し,日時,状況などを分析することによって,説明する対象への理解が大切であることを理解する。
第6回テキストの分析・まとまった文章を読み,その内容をまとめる方法を解説する。
第7回テキストの分析・テキストの分析を行い,その内容を小論文にする。
第8回図書館ガイダンス(図書館での演習)
第9回第6回から第9回のまとめ・第6回から第9回の学習事項を復習する。
第10回第2回中間課題・情報を分析した結果を小論文にまとめる。
第11回意見文の条件と構成・意見文における記述の客観性,具体性を検証するための訓練を行う。
・意見文における論理の妥当性を検証するための訓練を行う。
・文章から主張と根拠を読み取る。
・主張と根拠からなる文章を書く。
第12回反論のトレーニング・他人の意見文を読み,論証の問題点を指摘することで,自分の文章の論理性に気を付けられるようにする。
第13回対立意見を組み込んだ意見文・対立する意見を組み込んだ意見文の構造を学び,実際に書く。
第14回第11回から第13回のまとめ・第11回から第13回の学習事項を復習する。
第15回総復習・前期の学習内容を復習する。

後期

回数トピック授業内容
第16回後期の内容説明,テーマの絞り込み・後期の授業の進め方を説明する。
・期末レポートに関して,テーマの絞りこみを行う。
第17回目標規定文・目標規定文の構成を紹介する。
・期末レポートの目標規定文を作成させる。
第18回情報の収集と目標規定文の再検討・期末レポートに関して集めた情報を元に目標規定文を再検討させる。
第19回アウトラインの作成・演習作業を通して目標規定文の見直しと修正をさせる。
・標準的な文章構成法として,背景→調査方法→結果→考察という構成を紹介し,それぞれに書くべき内容について解説する。
・節番号の付け方を説明する。
・期末レポートのアウトラインを作成させる。
第20回アウトラインの修正・ペア作業によるアウトラインの修正をさせる。
第21回パラグラフの構造,文献情報の書き方・パラグラフの概念について導入し,その構造を詳述する。
・文献情報の書き方を解説する。
・調査方法の節を作成する
第22回議論の作成・グラフや表の説明方法について復習する。
・引用の方法について解説する。
・調査結果と考察の書き方を解説し,作成する。
第23回背景とまとめの作成・背景,結論の書き方を解説し,作成する。
・初稿の原稿(ドラフト)を作成する。
第24回文章を読みなおす・推敲のときに気をつける点を説明し,自分の草稿を読みなおさせる。
・同じ点に注意しながら他人の草稿を読ませる。
第25回口頭発表<練習>・口頭発表の練習を行わせる。
第26回口頭発表<実践>(1)・レポートの内容について口頭発表を行わせる。
・発表に対してコメントを書かせる。
第27回口頭発表<実践>(2)・レポートの内容について口頭発表を行わせる。
・発表に対してコメントを書かせる。
・レポートの提出版について確認する。
第28回評価・他人の書いたレポートを読み,それに対して評価をつける。
第29回まとめ・後期の活動を振り返る。
第30回図書館ガイダンス(時期未定)(図書館での演習)

成績

評価項目

 この授業では,授業課題,中間課題,期末レポートの3つに基づいて成績を付ける。まず,授業課題とは授業内容に基づきほぼ毎回課される課題である。中間課題は2回行う予定である。期末レポートは7月末,12月末頃提出予定のレポートである。

単位取得のための条件

 授業課題,中間課題,前期,後期末レポートにおいて関門点をとること。

  • 授業課題,中間課題,前期末レポート:各60点
  • 後期末レポート:50点

教科書・参考書

教科書

  • 河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第3版』慶應義塾大学出版会,\1000(全員購入する)
  • 『日本語表現-演習問題と資料』(松浦のクラスは購入する必要有りません)

購入物品

  • A4版の2つ穴バインダー(フラットファイル)

参考書

基本的な書き方に関する文献

  • 戸田山和久『論文の教室:レポートから卒論まで』日本放送出版協会,\1120
  • 藤沢晃治『「わかりやすい文章」の技術』講談社ブルーバックス,\800
  • 阿部朋世ほか『大学生のための日本語表現トレーニング:ドリル編』三省堂,\1900

内容をより充実させるために役立つ文献

  • 福嶋隆史『「ビジネスマンの国語力」が身につく本』大和出版,\1400
  • 野矢茂樹『新版 論理トレーニング』産業図書,\2200
  • 山田ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く』PHP新書,\660
  • 上山あゆみ『論文を書くためのWord利用法 ~文書も頭も構造化する~』くろしお出版,\1680