2017年6月 - 2023年3月
冷戦終焉とユーラシアの境界・環境・社会:グローバルな比較と理論化に向けた学際研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
海外現地調査として、花松が8-9月に中露国境地域の黒河-ブラゴヴェシチェンスクにおける人の越境移動と歴史的表象の差異を調査、8月にカザフスタンのカザフ=ドイツ大学と合同で、アラル海流域の越境環境問題とその社会的な影響に関する調査をカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの4カ国を巡検する形で実施、浅田は9月にインドのアッサム州とマニプール州において国境地域の多民族社会の生業活動について現地調査、柳澤は11月にベトナム・ホーチミン市の都市周辺域における農家世帯の生業体系変化について現地調査をそれぞれ行った。また国内調査として、地田が10日に境界地域研究ネットワークJAPANの五島セミナーと五島・済州島巡検に参加して越境する自然環境と社会とのリンケージの調査を行った。その他、7月に秋田において地田が研究協力者である渡邊三津子とアラル海境界地域の衛星画像を活用したリモートセンシングについて議論と意見交換を行った。
これらの現地調査をもとに、花松が9月に福岡で開催されたWorld Social Science Forum2018にて研究報告、地田が同じく9月のWorld Social Science Forum2018および5月の日本沙漠学会第29回学術大会において研究報告、浅田が日本南アジア学会、日本地理学会2018年度秋季学術大会等において研究報告、柳澤が国際会議『海域アジアの暮らしと移動』にて招待講演を行った。
これらの成果は、教科書の執筆(花松)、単行本出版(柳澤)、査読論文発表(地田・浅田)という形で公表した。
これらの現地調査をもとに、花松が9月に福岡で開催されたWorld Social Science Forum2018にて研究報告、地田が同じく9月のWorld Social Science Forum2018および5月の日本沙漠学会第29回学術大会において研究報告、浅田が日本南アジア学会、日本地理学会2018年度秋季学術大会等において研究報告、柳澤が国際会議『海域アジアの暮らしと移動』にて招待講演を行った。
これらの成果は、教科書の執筆(花松)、単行本出版(柳澤)、査読論文発表(地田・浅田)という形で公表した。
- ID情報
-
- 課題番号 : 17K18531
- 体系的課題番号 : JP17K18531
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
1-
国際政治 (201) 33-48 2020年9月
書籍等出版物
2-
京都大学学術出版会 2023年3月 (ISBN: 9784814004744)
-
京都大学東南アジア地域研究研究所 2021年3月