橋本 雄太

J-GLOBALへ         更新日: 17/11/08 13:53
 
アバター
研究者氏名
橋本 雄太
 
ハシモト ユウタ
ハンドル
yhashimoto
所属
国立歴史民俗博物館
部署
研究部
職名
テニュアトラック助教

プロフィール

博士前期課程までは数学史・数学教育史を専攻していましたが、後期課程編入以降は、研究の中心をデジタル人文学(Digital humanities)に移しつつあります。また、本業の合間を縫って、ドイツ語教育におけるスマートフォンアプリの開発とその活用に関する研究も行っています。
 私は文学部出身ですが、一時期民間でITエンジニアをやっていたこともあって、プログラムを書くのは好きな方です。特に Ruby と JavaScript (CoffeeScript) を良く書きます。Java, Python, EmacsLisp 等もたまに書きます。

■数学史・数学教育史研究
 19世紀から20世紀初頭にかけてのドイツ語圏の数学・数学教育の歴史研究を行っています。この期間のドイツ語圏の数学が重要であるのは、解析学の基礎の整備や抽象的代数学の成立を通じて、現代数学の礎がこの時期に形成されたと言えるからです。具体的には、公理論的方法で有名な David Hilbert(1862-1943)の手稿研究、また、19世紀初頭の教育改革期におけるギムナジウム数学教育の形成に関する歴史研究を行いました。

■デジタル人文学研究
 近年、歴史史料が次々とデジタル化され、これまでアクセスの難しかった数々の史料がWebを通じて公開されるようになりました。こうしたデジタル化史料を歴史研究に活用するための研究をメインに行っており、史料画像の翻刻・研究支援ソフトウェアであるSMART-GSの開発に従事しています。SMART-GSは『倉富勇三郎日記』の翻刻プロジェクト等に活用されてきました。2015年3月には、米ミシガン大学にご招待頂き、現地でソフトウェア紹介の講演とワークショップを実施しました。現在は、SMART-GSのWeb版の開発にも従事しています。
 また、歴史史料のデジタルアーカイブに関する研究も行っています。こちらの研究の最終的な目標は、「デジタルアーカイブの双方向メディア化」です。利用者の知見・史料解釈をデジタルアーカイブ上に蓄積するメカニズムを構築し、デジタルアーカイブを「知識のアーカイブ」に転化することを目指しています。現在は、国立国会図書館が運営する「近代デジタルライブラリー」の閲覧用 iOS/Androidアプリである『近デジリーダー』の開発を中心に行っています。

研究分野

 
 

経歴

 
2017年4月
 - 
現在
国立歴史民俗博物館 研究部 テニュアトラック助教
 
2015年8月
 - 
2017年1月
大阪大学 特任研究員
 
2015年7月
 - 
現在
国立国会図書館 委嘱研究員
 
2010年4月
 - 
2013年1月
株式会社内田洋行 教育総合研究所
 

学歴

 
2013年4月
 - 
2017年3月
京都大学 大学院文学研究科 情報・史料学専修博士後期課程
 
2008年4月
 - 
2010年3月
京都大学 大学院文学研究科 情報・史料学専修修士課程
 
2004年4月
 - 
2008年3月
京都大学 文学部 
 

受賞

 
2017年10月
情報処理学会 山下記念研究賞
 
2016年5月
人文科学とコンピューター研究会 奨励賞
 
2015年7月
The Alliance of Digital Humanities Organizations (ADHO) Bursary Award
 

論文

 
橋本 雄太
Digial Humanities Quarterly   11(1)    2017年2月   [査読有り]
人文学資料オープンデータの可能性と現状
橋本 雄太
情報の科学と技術   65(12) 525-530   2015年12月   [査読有り][招待有り]
学術領域におけるオープンデータの活用に関する議論が盛り上がりを見せつつあるが,構造化データが扱われることの少ない人文学分野 においては,必ずしもオープンデータの効用は明らかではない。本稿では,従来の文化資料デジタル化事業との対比から,人文学資料のオー プンデータ化には1資料活用の多様化,2研究成果の再利用促進,3情報探索の効率化,といった意義があることを指摘する。続いて,国 内外で提供される人文学資料のオープンデータ化事例を概観し,オープンデータ...
プロイセン改革期におけるギムナジウム数学教育の発展–ギムナジウム教育プログラム の分析から–
橋本 雄太
科学哲学科学史研究   (9) 52-76   2015年   [査読有り]
ドイツ語語彙習得を目的としたスマートフォンアプリケーションの開発
橋本 雄太
ドイツ語情報処理研究   24 1-14   2014年9月   [査読有り]

Misc

 
イベントレポート:第15回 Text Encoding Initiative 年次カンファレンス
橋本 雄太
人文情報学月報   (52)    2016年11月   [依頼有り]
シンポジウム “Digital Humanities & The Futures of Japanese Studies” 参加記
橋本 雄太
科学史研究   (274) 67-70   2015年7月   [依頼有り]
ドイツ語語彙習得におけるスマートフォンアプリの活用
橋本 雄太
郁文堂雑誌「Brunnen」   -Yuta Hashimoto   2015年1月   [依頼有り]
橋本 雄太
人文情報学月報   37    2014年8月   [依頼有り]

書籍等出版物

 
アプリで学ぶくずし字 くずし字学習支援アプリKuLAの使い方
飯倉洋一編,合山林太郎,橋本雄太,ほか9名
笠間書院   2017年2月   

講演・口頭発表等

 
歴史災害史料のオンライン翻刻プラットフォーム『みんなで翻刻』 [招待有り]
橋本 雄太
東寺百合文書データミーティング   2017年10月   
SMART-GS: Image Processing Technology Meets Humanities [招待有り]
橋本 雄太
Tsukuba Global Science Week 2017   2017年9月   
デジタルアーカイブの情報技術 [招待有り]
橋本 雄太,亀田 尭宙,池田 光雪
アーカイブサミット2017   2017年9月   
みんなで翻刻:歴史災害資料のクラウドソーシング翻刻プロジェクト [招待有り]
橋本 雄太
2017年5月   
くずし字の学習支援と市民参加翻刻 [招待有り]
橋本 雄太
第2回CODHセミナー くずし字チャレンジ 〜機械の認識と人間の翻刻の未来〜   2017年2月10日   
学習を動機付けに利用した前近代災害史料のクラウドソーシング翻刻
橋本 雄太
じんもんこん2016   2016年12月11日   
日本語歴史史料のTEI記述に向けて-歴史地震史料TEI化の経験から [招待有り]
橋本 雄太
第一回 国際ワークショップ:日本語テクストのモデルと TEI   2016年8月31日   
The Kuzushiji Project: Developing a Mobile Learning Application for Reading Early Modern Japanese Books
Digital Humanities 2016   2016年7月   
くずし字学習支援アプリケーションの設計と実装
橋本 雄太
国際シンポジウム「読みたい!日本の古典籍」   2016年2月17日   
くずし字学習アプリの開発の現段階
橋本 雄太
海外における日本研究の現状とくずし字教育の新たな試み   2015年10月23日   

Works

 
橋本 雄太   コンピュータソフト   2016年2月
橋本 雄太   コンピュータソフト   2016年2月
橋本 雄太   コンピュータソフト   2015年1月
橋本 雄太   コンピュータソフト   2013年5月