2016年4月 - 2019年3月
老化・がん化耐性齧歯類ハダカデバネズミにおける発生工学技術の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
ハダカデバネズミは最大寿命30年を超える老化・がん化耐性齧歯類である。また、真社会性の社会を形成し、女王と王のみが繁殖する。本研究では、遺伝子改変ハダカデバネズミの作製に必要な発生工学的技術基盤を整備するために、非侵襲性採卵方法の検討、膣スメア法による性周期決定法の確立、性周期同期化法の開発を行った。その結果、同程度の体サイズであるマウスで、非侵襲的に採卵が可能となった。また、約34日の性周期は膣スメア法により判別可能であることが判明した。さらに薬剤投与により性周期を同期化することができた。
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- 課題番号 : 16K07079
- 体系的課題番号 : JP16K07079