2006年
GC/C/IRMSによるアミノ酸の分子レベル安定窒素同位体比分析:生体アミノ酸の窒素同位体比変動メカニズムの解明と生態学研究への応用
日本地球化学会年会講演要旨集
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- 巻
- 53rd
- 号
- 0
- 開始ページ
- 281
- 終了ページ
- 231
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14862/geochemproc.53.0.231.0
- 出版者・発行元
- 一般社団法人日本地球化学会
生体試料の全窒素同位体比(SUP15/SUPN/SUP14/SUPN)は、食物連鎖における栄養段階の上昇に伴い約3パーミルずつ高くなることが経験的に知られており、この知見は生態系の食物連鎖網や窒素サイクルの解析に広く用いられてきた。しかし、この窒素同位体比変動(SUP15N/SUP濃縮)の詳細なメカニズムはほとんどわかっていない。BRそこで本研究では、藻類と捕食動物に含まれる12種類のアミノ酸の窒素同位体比を調査した結果から、生体アミノ酸の窒素同位体比変動を明らかにし、食物連鎖における窒素同位体比変動メカニズムを考察した。発表ではさらに、この結果を応用した生態学研究をいくつか紹介し解説する。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14862/geochemproc.53.0.231.0
- J-Global ID : 200902247618572738
- CiNii Articles ID : 130004592854