論文

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2017年12月

右作用を有する一般的外延構造とその表現

  • 松下 裕

81
開始ページ
28
終了ページ
39
記述言語
英語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.1016/j.jmp.2017.09.001

不忍耐度が時間変化するとき,割引率一定のモデルで結果(e.g., 金額)に対する時間的な選好を表現できないことが知られている.本研究では,“主観的”時間の概念を導入して,割引率が時間の関数になるモデルを構築する.このために,一般化外延構造に主観的時間による右作用を導入し,この構造上の選好表現として提案するべきモデルを導出する.結果の右から主観時間をかけることにより,結果の受け取り促進を意味させる.促進の効果は時間増分の段階的促進による効果と主観時間の総和の促進効果とに分解されることが示される.特に,段階的促進の効果を無視できる場合,提案モデルは指数型割引関数になる.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1016/j.jmp.2017.09.001 本文へのリンクあり
Web of Science
https://gateway.webofknowledge.com/gateway/Gateway.cgi?GWVersion=2&SrcAuth=JSTA_CEL&SrcApp=J_Gate_JST&DestLinkType=FullRecord&KeyUT=WOS:000416193800003&DestApp=WOS_CPL
ID情報
  • DOI : 10.1016/j.jmp.2017.09.001
  • ISSN : 0022-2496
  • eISSN : 1096-0880
  • Web of Science ID : WOS:000416193800003

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