共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2020年3月

雌雄のクロストークによる花粉管誘引のON/OFFスイッチの解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

課題番号
18K14741
体系的番号
JP18K14741
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

被子植物の花のなかでは、花粉がめしべの先端に付着し、花粉管と呼ばれる管状の細胞を伸ばすことで受精が起き、種子が作られる。このように、花粉管が将来種子となる胚珠へたどり着く仕組みは花粉管ガイダンス(誘引)と呼ばれる。本研究では、花粉管が胚珠へと一対一誘引される仕組みを解明するため、イメージングと発現解析を組み合わせ研究を行なった。細胞動態を生きたまま観察するため、カルシウムを可視化する蛍光タンパク質を発現するシロイヌナズナを作出し、蛍光顕微鏡で観察したところ、花粉管の伸長に伴い蛍光強度が変化する様子が観察された。また、大規模発現解析を行い、一対一誘引に関わる候補遺伝子を得ることができた。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-18K14741/18K14741seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K14741
ID情報
  • 課題番号 : 18K14741
  • 体系的番号 : JP18K14741

この研究課題の成果一覧

論文

  1

講演・口頭発表等

  1

学術貢献活動

  1