基本情報

所属
立命館大学大学院人間科学研究科博士後期課程
学位
経営学修士(専門職)(2016年3月 神戸大学)
社会学士(2006年3月 関西学院大学)

J-GLOBAL ID
201901016423095252
researchmap会員ID
B000375523

専門は経営学(組織行動, Organizational Behavior ), 産業・組織心理学, です.  学術的関心の根っこは, 人間が, 人間または人間以外のインターフェイスと関わる時, その見方・捉え方・意味づけにどのような違いがあるのだろうか, という点です.  違う言い方をすれば, 人間以外のインターフェイスならびに裏で動作するアルゴリズムは, 果たして「人間を『どのように』代替することができるだろうか」という点です.

「どのように」の意味は, 人間の役割がすべて代替されることを指していません.  人間と人間以外のインターフェイスおよびアルゴリズム(例えばAI)との協調や補完という意味合いが多分に含まれています.  人間は,  人間以外のインターフェイスやアルゴリズムに(例えばAI), 「どのような」期待を抱いているのでしょうか. それを産業・組織心理学のパースペクティブで, 心的なメカニズムを明らかにしたいのです.

専門職学位論文(MBA)では, 働く人を対象に質問紙調査をしました.  人間は一定の交換記憶(Transactive Memory, 以降はTMと表記)を有していることを所与としました.

何かについて知りたい・調べたいと思ったとき, 人に聞くことがある一方で, Google等の検索サービスで「ググる」行為も日常的におこなわれています.  つまり「ググることをしっている」という現代版のTMが醸成されているのではないか, と考えたわけです.

そうした関心のもと, TMを有した人間が「人間に聞く」ならびに「人間がGoogleで調べる」という情報探索行動が, 人間(個人)の主観的パフォーマンスにどのような影響を及ぼしているのか, を探求しました.  併せて「人間が人間に聞く知識」と「人間がGoogleで調べる知識」の違いや特性についても論じました.

現在の博士論文では, 人間と新技術(特にAI)の関わりをテーマにしています. 新規性のある物珍しいテーマなので, 既存の理論との接合で苦労しています.  新たな理論を作り出す, くらいの気合いで挑んでいます.

人間は, AI(人工知能)に対して「人間らしさ」を感じることはあるのか, あるとすればどのようなメカニズムや法則で説明できうるのでしょうか. 理論的示唆, および, 産業場面における有用性の視点から見た実践的示唆の導出, を目指しています.


経歴

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講演・口頭発表等

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