2010年4月 - 2014年3月
大陸河川が氾濫原の肥沃化ならびに植生環境に与える影響について
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 22404008
- 体系的課題番号
- JP22404008
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 16,770,000円
- (直接経費)
- 12,900,000円
- (間接経費)
- 3,870,000円
- 資金種別
- 競争的資金
結論は以下の通りである.氾濫ため池内において氾濫水中の栄養塩が沈降するため,ラバーゲートよりもスルースゲートの方が効率的に栄養塩を利用できる.本流からの距離に伴い懸濁態栄養塩が沈降するため,本流付近の方が洪水氾濫による栄養塩獲得量が多い.日本の水田土壌の管理目標値と比較すると,カンボジアの水田土壌の約半数が目標値を満たした.土壌および氾濫水のもつ栄養塩量はカンボジアにおける米生産を賄うのに十分である.土壌は表層15cmに刈取り量の50倍以上の栄養塩を保有している.洪水氾濫の米生産に対する寄与率はカンダルにおいて窒素98%,リン50%,タケオにおいて窒素88%,リン17%である.
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22404008
- 体系的課題番号 : JP22404008