基本情報

所属
日本学術振興会 特別研究員PD(慶應義塾大学 研究員)
学位
博士(文学)(2024年12月 早稲田大学)

連絡先
y.murayama0331gmail.com
研究者番号
50978814
ORCID iD
 https://orcid.org/0009-0000-0847-7979
J-GLOBAL ID
202101004211930763
researchmap会員ID
R000020177

近世フランス美術史および美術理論史を専門としています。とりわけ、17世紀後半から18世紀にかけてのフランス絵画理論を対象に、ロジェ・ド・ピールを中心とした言説の展開に関心をもって研究を進めています。ド・ピールは、色彩の価値を積極的に擁護し、従来の素描中心の評価軸を再編したことで知られる絵画理論家であり、近代的な絵画観の形成に重要な役割を果たしました。

博士論文「瞬間の出現──ロジェ・ド・ピールを中心としたフランス絵画言説史──」では、王立絵画彫刻アカデミーにおいて物語画を絶対視していた論理が、いかにして相対化され、多様なジャンルを招来するに至ったのかを分析しました。そのうえで、ド・ピールの理論を軸に、絵画の価値が主題や物語から感覚的経験へと再編されていく過程を明らかにし、肖像画および風景画の発展を歴史的プロセスとして位置づけました。

現在は、以下のトピックを中心に研究を進めています。
・17〜18世紀フランスにおける絵画理論とジャンル序列の再編
・同時代における風景画の台頭と気象学の発展の相関的研究
・風・雲・雨・雷・雪・嵐といった自然表象の展開とその理論的背景
・ローマを中心に展開した自然観察および戸外制作の歴史
・これらの動向がロマン主義絵画やバルビゾン派へと至る過程の解明

大学では、以下の科目を担当してきました。
・フランス美術(近世から近代にかけての展開)
・比較メディア学(絵画・写真・映画・アニメーションの横断的分析)
・トランスカルチュラル研究(肖像や自然表象をめぐる視覚文化)

ご連絡は、上記のメールアドレスまでお気軽にお寄せください。


論文

  13

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  19

担当経験のある科目(授業)

  3

所属学協会

  7

共同研究・競争的資金等の研究課題

  6

学術貢献活動

  1

社会貢献活動

  1