展開型エアロシェルによるブレイクスルー技術実証超小型衛星BEAKの開発と展望

Development and Prospect of Nanosatellite BEAK for Breakthrough Technology Demonstration with Deployable Aeroshell

永田 靖典 （JAXA）
森吉 貴大 （農工大・院）
竹田 悠志 （理科大・院）
渡辺 瑛広 （早大・院）
秋山 風也 （理科大・院）
太田 智成 （理科大・院）
松尾 賢治 （農工大・院）
山田 和彦 （JAXA）
渡邉 保真 （東大）
莊司 泰弘 （阪大）
秋田 大輔 （東工大）
今村 宰 （日大）
鈴木 宏二郎 （東大）

アブストラクト

超小型衛星BEAKは，超小型探査機による惑星探査の道を切り開くため，展開型エアロシェルを利用したブレイクスルー技術を実証することを目的としている．具体的には，展開型エアロシェル分離による抗力変調を利用した軌道変更の実証，形状記憶合金を用いた軽量柔軟エアロシェルの展開実証などを予定している．現在，2021年度のフライトに向け機体開発を進めており，その進捗状況および将来展望について報告する．

2021_0106_宇宙科学シンポ（BEAK開発状況）.pdf