MISC

2006年12月6日

活動電位を生成する電子回路モデルの結合系の振舞い

電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題
  • 早川 哲敬
  • ,
  • 前田 義信

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7
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10
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

活動電位を再現する非線形微分方程式モデルを用いた結合系は,カオスによる複雑な現象や結合後の同期振動が大きくなる加速現象を示す.本研究では,電子回路モデルの一次元結合系を用いて蠕動運動を制御するといわれる進行波の生成を調べた.微分方程式モデルではなく電子回路モデルを用いる長所は,ダイナミクスと同時に消費電力(エネルギー)を調査することができる点である.各電子回路モデルを結ぶ抵抗の値を小さくすると,結合系に進行波が観察される.このとき,わずかではあるが消費電力の低下が観察された.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006163526
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060800
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/8602500
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110006163526
  • CiNii Books ID : AN10060800

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