共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

チタンインプラント表面微細構造化による周囲骨質とリモデリングの最適化

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
15K11222
体系的課題番号
JP15K11222
配分額
(総額)
4,810,000円
(直接経費)
3,700,000円
(間接経費)
1,110,000円

歯科用インプラントでは早期の骨結合だけでなく,周囲骨と適応した物理的機能を長期的に維持することが重要である.したがって再生骨組織の良好な骨質に基づく応力遮断効果の抑制による周囲組織のメンテナンスを達成できる新たなインプラント表面デザインが求められる.本研究では放電陽極酸化処理を用いてチタン表面の化学構造・超微細構造を改質し,インプラント‐生体界面バイオメカニクスの最適化を検討した.放電陽極酸化チタン表面に析出する石灰化組織は弾性係数が天然骨組織に匹敵し,インプラント周囲組織として優れた支持と,長期的な維持効果を発揮する.

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K11222/15K11222seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K11222
ID情報
  • 課題番号 : 15K11222
  • 体系的課題番号 : JP15K11222