2016年12月
長期インターンシップの教育的効果
京都大学高等教育研究
- ,
- 巻
- 号
- 22
- 開始ページ
- 103
- 終了ページ
- 106
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 京都大学高等教育研究開発推進センター
近年、能動的な学修を促す学修プログラムとしての意義が期待されるインターンシップであるが、本研究では、特に半年を超える長期間のインターンシップに参加した1・2年次の学生への定性的な調査を基に、インターンシップ経験がその後の能動的学修姿勢の獲得にどう寄与しているかを検討した。実習終了から半年後のインタビュー調査では、課題等に取組む際の内面的な行動指針、読み手を意識したレポートの作成などの日々の学習行動の変化が確認された。そこから、低学年次でのインターンシップ経験による“ものさし”の変化を教育的効果として視野に入れる意義を指摘した。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1341-4836
- CiNii Articles ID : 120006027178
- CiNii Books ID : AN10487452