2010年4月 - 2015年3月
極域電離圏プラズマメソスケール密度構造のカスケード過程の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
極域電離圏のプラズマは,様々な物理過程によって水平方向に10 kmから100 km のメソスケール構造を作ることが多い.本研究では,そのような構造と,さらにその構造の生成に関わるメソスケールのオーロラ構造を高い時間分解能で捉えることのできる全天イメージャーを構築して,その装置によって得られたデータを解析した.極冠域で生じている現象については,その出現特性と構造化の特徴を見出した.また,カスプ域については,磁気圏からの粒子降下が,これまでに同定されていない時間空間特性をもつことを明らかにした.
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- 課題番号 : 22340143
- 体系的課題番号 : JP22340143