基本情報

所属
金沢大学 ナノ生命科学研究所 研究員

連絡先
y-konostaff.kanazawa-u.ac.jp
研究者番号
20831697
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0001-8264-9417
J-GLOBAL ID
202001007601004195
Researcher ID
D-6180-2011
researchmap会員ID
R000000695

外部リンク

【研究テーマ】

 細胞のDNAを包む核膜を裏打ちしている核ラミナの構造と機能、ラミナを構成しているラミンに興味があります。現在はラミンとクロマチンの相互作用を中心に、ラミンA遺伝子変異によるラミノパチーとよばれる遺伝子疾患の研究を行っています。どのようにして核膜近傍にヘテロクロマチンが局在化するのか、Lamina-associated domain (LADs)の形成に必要十分な構成ユニットについて、独自の視点を持って研究を進めています。

研究の方向性に関わる主な論文(タイトル和訳):

【最新の研究活動】

細胞分裂期における核膜再アッセンブリーと間期における核膜修復のクロストークに関する総説を執筆しました:

間期の細胞における核膜修復を紹介するミニレビューを執筆しました:

【プロフィール】

 大阪府立今宮高等学校卒業後、鳥取大学医学部生命科学科に入学し、分子細胞生物学講座・ゲノム医工学分野(故井上敏昭准教授)にて学士(生命科学)、大学院医学系研究科・遺伝子再生医療学講座・遺伝子医療学部門(汐田剛史教授)の下で修士(再生医科学)を取得。機能再生医科学専攻・博士後期課程在学中にカノンキュア株式会社(鳥取大学発ベンチャー)代表取締役に就任。非代償性肝硬変に対する肝疾患治療用細胞シートの研究開発に従事。2018年に遺伝子医療学部門・助教に任命され、肝分化誘導性・肝星細胞抑制性・肝癌幹細胞抑制性低分子化合物のスクリーニングならびに、肝疾患治療用細胞シートの肝線維化抑制効果の予測マーカーを同定。

 2020年より東京工業大学・科学技術創成研究院・細胞制御工学研究センター・研究員として、間期の動物細胞における核膜破損修復のメカニズムと、ラミン遺伝子変異によるラミノパチーについての研究を開始。現在、金沢大学ナノ生命科学研究所・研究員として、核膜とクロマチンの相互作用解析や、ラミノパチーの幹細胞およびモデルマウスなどを用いて研究中。

X (Twitter): https://x.com/yo_hey_kono
ResearchGate: https://www.researchgate.net/profile/Yohei-Kono-3
Google Scholar: https://scholar.google.com/citations?user=vvWVkWMAAAAJ
Linked-In: https://www.linkedin.com/in/yohei-kono-64627524b

所属学会・研究会:
 日本再生医療学会(2015~認定臨床培養士)
 日本分子生物学会
 日本細胞生物学会



論文

  17

主要なMISC

  79

書籍等出版物

  2

講演・口頭発表等

  2

担当経験のある科目(授業)

  1

所属学協会

  5

Works(作品等)

  1

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2

主要な産業財産権

  24

主要な学術貢献活動

  18

主要なメディア報道

  9