2008年 - 2009年
小脳バーグマングリアの機能維持におけるイノシトール1, 4, 5-三リン酸の役割
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B)
- 課題番号
- 20790202
- 配分額
-
- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
シナプスは神経同士の接点である。シナプス機能を維持することは、脳における安定な情報処理に不可欠である。バーグマングリアはグルタミン酸トランスポーターを発現し、グルタミン酸を迅速に取り込むことで、シナプス伝達の正確性を保障している。我々は、イノシトール1, 4, 5-三リン酸がグルタミン酸トランスポーターの発現量を維持し、グルタミン酸取り込み能を保つことを発見した。よってイノシトール1,4,5-三リン酸はシナプス機能維持に不可欠である。