MISC

2008年9月4日

QoSネットワーク上のマルチキュースイッチにおけるオンラインバッファ管理アルゴリズムの競合比の改良析

電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション
  • 小林浩二
  • ,
  • 宮崎修一
  • ,
  • 岡部寿男

108
206
開始ページ
71
終了ページ
78
記述言語
英語
掲載種別
出版者・発行元
社団法人電子情報通信学会

オンラインバッファ管理問題は,近年のネットワークにおける主要な論点となっているQoS (Quality of Service)保証実現のための,スイッチのキュー管理をオンライン問題として定式化した問題であり,様々なモデルが考案されている。本論文ではAzarらによって考案されたQoSネットワーク上のマルチキュースイッチを扱ったモデルを取り上げる.Azarらは本モデルの競合比の上限を得るために,"the relaxed model"というモデルを導入している.我々はrelaxed modelに対するオンラインアルゴリズムDSを提案することにより競合比を改良し,その結果としてマルチキュースイッチモデルの競合比の改良を行った.以下は本論文におけるマルチキュースイッチモデルの競合比の改良の一例である.(i)プリエンプション不可能,かつパケットの価値が2値であるモデルにおいて,十分大きなBに対して,決定性アルゴリズムの競合比の上限を4から3.177に改良した.Bは各キューが同時に保持できるパケットの最大数である.(ii)プリエンプ

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007081763
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013152
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110007081763
  • CiNii Books ID : AN10013152

エクスポート
BibTeX RIS