2021年2月
福島原発被災地における農と暮らしの再生に向けて : 飯舘村の事例を中心に
経営研究 = The business review
- 巻
- 71
- 号
- 4
- 開始ページ
- 149
- 終了ページ
- 157
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.24544/ocu.20210309-001
- 出版者・発行元
- 大阪市立大学経営学会
1 はじめに : 環境社会学における公害の「被害構造論」は、人間の健康被害を起点として、家族や地域社会の被害まで包括的に把握しようとする研究視座である(飯島,1984)。重度の健康被害は目にみえやすいが、軽症者や患者本人ではない家族、あるいは地域社会などの被害はみえにくい。被害構造論は、こうした死角に最大限の注意を払いながら、被害の総体をできる限り捉えようとしてきた(友澤,2014,109-140頁)。……
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.24544/ocu.20210309-001
- ISSN : 0451-5986
- CiNii Articles ID : 120006978341
- CiNii Books ID : AN00069015